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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■ “知覚過敏”を科学する
今朝放映のテレビ朝日モーニングバードから・・・
『多くの人々を悩ます“知覚過敏”のメカニズムとは?』
歯というのは、外側から「エナメル質」「象牙質」「歯髄」という3つの層で構成されています。
そして、表面を覆っているエナメル質が何らかの原因で失われたり、加齢や歯周病などの原因で歯茎が下がって象牙質が露出することによって知覚過敏は起こる、とY准教授は教えていました。
象牙質が露出すると、歯全体に栄養を送っている「象牙細管」という細い管の入り口がむき出しになり、そこから冷たい水などが入り込んで歯の奥の神経を刺激してしまうのだそうです。
しかしY准教授によれば、エナメル質が保たれていて象牙質が露出していない状態でも、知覚過敏を起こ場合があることが最近わかってきたそうです。
その原因となっているのは、なんと「歯ぎしり」なんだとか。
歯ぎしりを繰り返すうちに、エナメル質に亀裂が入ってしまい、そこから冷たい水などが入ってしまうのだそうです。
またY准教授は、私たちの身近にある意外なものがエナメル質を溶かす原因となり得ることも教えていました。
それは、梅干し、黒酢、ヨーグルト、そしてお酢を使った料理などの「酸性食品」なんだそうです。
それらの作用でエナメル質が溶けだした歯は「酸蝕歯」と呼ばれ、その状態で歯磨きなどをしてしまうと歯が削れてしまう恐れがあるのだといいます。
『知覚過敏治療・歯の絆創膏とは?』
知覚過敏の治療には、4〜5年前から「レーザー治療」が取り入れられているそうです。
中でも最新のものが「炭酸ガスレーザー治療」なのだといいます。
エナメル質が失われるとむき出しになってしまう「象牙細管」の中には、唾液によって運ばれた「タンパク質」があるのだそうです。
この「象牙細管」に何回か炭酸ガスレーザーを当てると、レーザーの熱でタンパク質が固まって穴が塞がり、冷たい刺激が歯髄の神経まで届かなくなるのだといいます。
Y准教授は、さらに“次世代の知覚過敏治療法”も考案中なのだそうです。
それは、なんと「歯の絆創膏」なるもの。
それはティッシュペーパーのおよそ10分の1程度、厚さわずか0.004mmしかないペラペラのシートです。
エナメル質と同じ「ハイドロキシアパタイト」という成分で出来ていて、それに弱酸性の溶液を付けて歯にのせると密着し、再石灰化が促されるのだといいます。
この「歯の絆創膏」は虫歯菌や飲食物の酸から歯を守ってくれて、知覚過敏や初期虫歯の予防・治療につながるのだそうです。
現段階では食事には耐え得るのの、しかし歯磨きをすると剥がれてしまうのだといいます。
その弱点を1日も早く克服し、遅くとも10年後には実用化したいと語っておられました。
どうして、第一選択にTCHの是正など、生活習慣の改善指導があがらないのでしょうね???
06月24日(月)
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