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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■「食」を支える口のリハビリ
今朝放映のNHKくらし☆解説で・・・↑ という特集を組んでいました。
口からものを食べる機能が衰えているお年寄りが増えています。肺炎や窒息、低栄養などの原因にもなっています。口から食べる楽しみを取り戻すには、適切なリハビリが必要です。家庭でできることは何か、考えます。
以下、番組内でのキャスターと解説委員のやり取りです。
健康な人は、ごく当たり前に食事をしているんですけれども、脳卒中などの病気で後遺症が残って、麻痺が残ったりした場合そうしたことがなくても、高齢になりますと舌を動かす筋肉が衰えたり、唾液の量が減ったりして食べる力が衰えていくんですね。
例えば、こうした症状。
食事中にむせる食べ物をこぼす口の中に食べ物を溜め込む飲み込み難いと感じる、こうした症状がしばしばあると、食べる力が低下してきた恐れがあるんです。
高齢化に伴って、自分で食べることがなかなかできない人たちが増えているんですけれどもそうした人たちが、安心して口から食べられるように支援するというのが、口のリハビリなんです。
具体的には、どういうことをするんですか。
口のリハビリを受けて食べる喜びを取り戻した男性のケースを例にお話しします。
Bさん、脳梗塞を起こして入院をして自宅に戻ってきたときに撮った写真がこちらです。
麻痺が残って口から食べるのが難しいと判断されたので胃ろうといって胃に穴を開けて管で栄養を送り込む方法で戻ってきたんです。
寝て過ごすことが多くて表情もこわばっています。
Bさんは、その後かかりつけの医師のすすめで口のリハビリを始めます。
それから2年7か月経ったときの写真がこちらです。
同じ方ですよね。
笑顔も見られます。
人工栄養ではなくて口から普通に食べられるようになったんです。
本当に、表情が違いますね。
それだけではなくて、生活も大きく改善しました。
以前は寝て過ごすことが多かったんですが座って過ごす時間が増えて、言葉も出るようになりました。
何より、新しいことに挑戦する意欲も出てデイサービスに通うこともできるようになったということです。
こうした変化を見てみますと口から食べるということは生きる原動力なんだということを本当に感じますよね。
大切なことなんですね。
具体的にどういうリハビリを受けたんですか。
まず、飲み込む力がどの程度なのか、内視鏡などを使って専門的な検査を行います。
検査結果に応じて、リハビリが始まるんですけれども唇や舌を動かす訓練をしたりほおや、のどのところをマッサージをしたりこうしたところがやわらかくなると飲み込む力が高まっていくためです。
このほか、口の中をきれいにする口腔ケアや入れ歯の調整それから、重要なのは食べ方の調整だということなんです。
食べる姿勢食べ物のかたさ形態、一口の量などをきめ細かく調整していくんです。
Bさんの場合には、かかりつけのお医者さんや歯医者さん、訪問看護師やリハビリの専門家そうした人たちが協力をして粘り強く、このリハビリを行った結果、普通にごはんが食べられるようになったということです。
胃に直接送る胃ろうをつけていても、口のリハビリをすれば誰でも口から食べられるようになるんですか。
状態によって違いましてリハビリを行っても食べられない人も出るということです。
ただ、胃ろうを行っていても、こうしたリハビリをしたり、食べ方を工夫したりすれば少量を口から食べることができる可能性もあるので諦めないでほしいと専門家は話しています。
少しでも口から食べられる喜びは大きいですよね。
口のリハビリというのは食べる楽しみを維持するために大きな役割を果たすんですけれどももう1つ、飲み込む力が低下したために命にかかわる問題が起こるんですがそれを軽減するためにも役に立つんです。
こちらは、肺炎による死亡者数を表したグラフです、だんだん増えていて去年は12万4700人とこれまでで最も多くなっています。
肺炎と、飲み込む力は関係してるんですか。
誤嚥性肺炎というものがあります。
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10月24日(水)
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