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by DIARY
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■絶筆三句
昨日↓“子規庵”へ言ったことを書きましたが、そこで子規が亡くなる前日に読んだ“絶筆三句”についてのリクエストを頂戴しましたので・・・

子規門弟、河東碧梧桐の「君が絶筆」によれば・・・
明治35年9月18日、朝から容体の思わしくなかった子規は、妹の律と碧梧桐に助けられながら、かろうじて筆を持つと、画板に貼った唐紙の先ず中央に「糸瓜咲て」と書きつける。
ここで碧梧桐が墨をついでやると「痰のつまりし」と書いた。
また墨をついでやると「佛かな」と書き終え、投げるように筆を捨てながら続けざまに咳をするが、痰が切れずにいかにも苦しそうであった。
ようやく痰が切れると「痰一斗」の句を書き、また咳をする。
さらに間を置いて「をとゝひの」の句を少し斜めに書き、筆をやはり投げ捨てた。
筆は穂先のほうから白い寝床の上に落ちて、少しばかり墨のあとをつけた。
この間、子規は始終無言であった。
・・・とある。



一句目(中央) ; 糸瓜咲て 痰のつまりし 佛かな

二句目(左側) ; 痰一斗 糸瓜の水も 間にあはず

三句目(右側) ; をとゝひの へちまの水も 取らざりき

句の解釈についてはコチラを。
01月31日(月)
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