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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■花暦吉日姿 元服(げんぷく)よし
“日本歯科大学新潟生命歯学部・医の博物館、展示品ギャラリーから”・・・
第2回目の今日は、「花暦吉日姿 元服(げんぷく)よし」です。

幕末の人気絵師、三代豊国(1786−1865、歌川国貞、自らは二代豊国と称した)の連作「花暦吉日姿」の中の一枚で、詞書は幕末〜明治期の戯作者万亭応賀(1818?−90)。
歯を黒く染めるお歯黒は銕漿附(かねつけ)とも呼ばれ、江戸時代から明治中頃まで、既婚女性の風習だった。

10代後半の未婚女性が歯を染めることもあり女元服と言われたが、この浮世絵の詞書では、銕漿附に「げんぷく」とルビを振っている。

花暦吉日姿 元服(げんぷく)よし
いたづらに
濃字(こいじ)の墨の筆なめて
雪のしら歯もぬばたまの
夜(よ)事の色をばたのしみに
いつか妹背をまつ宵(よひ)の
月の鏡の雲ならで
くろう染めたる銕漿附(げんぷく)ぞよし
作者万亭応賀述
08月21日(金)
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