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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■合言葉は「たばこ1箱1000円」
今日までの一週間が「禁煙週間」でしたぁ。

さて、読売新聞&N財団S氏によると・・・

超党派の国会議員が、近く、たばこ税の引き上げを目指した議員連盟を発足させるのだそう。
J党のN元幹事長らが呼びかけているのだとか。

議連は「たばこ1箱1000円」をキャッチフレーズに活動を始める予定だそう。

ちなみに、海外に出掛けたことある方ならご存知かと思うが
例えば、ロンドンの街角で世界的に人気のあるとされる銘柄のたばこ1箱(20本入り)の値段を見ると5ポンド(1045円)だったりする。
ニューヨークの友人に聞くと、こちらも8ドル(最近まで960円、円高の現在は約850円)という。
対する日本は同じたばこが320円、わが国の安さをあらためて実感してしまうハズ。

07年の国内消費量は国産、外国産を合わせ年間約2700億本、これに伴う税収は約2兆2000億円という。
1箱1000円に値上げした場合の1本当たりの価格は約15円から50円に上がり現在の消費量で単純計算すると、これに伴う税収増は9兆5000億円の巨額に上るそう。
仮に、喫煙率、消費量が3分の1に落ち込んだ場合も3兆円を超す税収増が見込める計算で、新たな財源として消費税より先に議論すべきテーマでもある!

そもそも日本は、03年に世界保健機関(WHO)の総会で採択されたたばこ規制枠組条約(FCTC)を批准しており、条約が目指す「喫煙率を中長期的に減らし国民の福祉向上を図る」施策に活用するのが本来の姿となる。
全国的に深刻化する産科&小児科医不足の解消策や、患者のたらい回しが急増している救急医療の立て直しなど、必要な事業はいくらでもある。
現在2万人前後に上るたばこ農家(生産者)の転作・転業支援が必要なのは言うまでもなく、増収分で十分可能である。

現在、国債や借入金など国の債務残高は800兆円に上り、公債残高のGDP比率も150%を超える。
先進国では例のない突出した数字で、巨額の財政赤字が経済の活性化を阻害している。
1500兆円の個人金融資産があるとはいえ、国の経済は危険水域に入っており、政治家や財政当局の責任は重い!

そういう意味でも、たばこ増税は数少ない貴重な財源のひとつ。
同時に、内外の各種調査をまつまでもなく、喫煙が喫煙者本人&周囲の健康に与える悪影響、さらに禁煙に伴う効果が極めて大きいことははっきりしている。
増税論議を通じて税に対する意識が高まり、喫煙率が低下することで肺がんなど健康被害が減少すれば、伸び続ける国民医療費を抑制する上でも、これに勝るものはない。
真剣な論議により、大幅値上げが早期に実現されるよう期待したいものだ。

喫煙者本人の健康被害により浪費することになる医療費や、それを遥かに超える受動喫煙の多大な迷惑を考えると、1箱10000円でもまだ安い!と思ってしまう今日この頃なのでしたぁ。
06月06日(金)
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