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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■車いすで飛行機に乗る時は
今回、この問題を提起されているお客様の場合は、スポーツマンですから上半身は通常の方よりも鍛えられているようで、だから自分でタラップを上ったということを強調されていますが、例えばパラリンピックの選手のような人たちは、機内備え付けの通路用の車いすなどは使用せず、自分で床を這って座席まで移動される方がほとんどです。そしてそういう方々は、手助けされるのを嫌がる人が多くて、階段だろうが通路だろうが、自分で這うようにさっさと進んでいきます。これって、知らない人がその光景を目の当たりにすると結構ショッキングだったりしますが、本人たちは当たり前に行っています。だから、手で階段を上るということも、自分ができるというのであればそれは特別なことではないし、そうするのであれば、そうさせるしかないのです。
マスコミが大騒ぎすることでもなければ、お客様ご本人が「俺は手で階段を上った。」と言いふらすことでもありません。
ただし、そういうお客様は、やはり事前改札であったり一番最後にお乗りいただいたりする必要があって、そういうことをお願いするのは差別ではなくて、スムーズなハンドリングのための手順なのです。
なぜならば、他のほとんどすべてのお客様のスムーズな乗降を妨げることは避けなければならないからです。
車いすのお客様は健常者に比べると配慮が必要なのは当然ですが、航空会社の職員は、その便全体を見ながら、すべてのお客様に快適に乗降していただくことが使命ですから、車いすのお客様にばかり関わっていることはできません。機内での乗務員も同じです。
他のお客様の妨げになるような可能性があれば、ご搭乗をお断りすることもあるわけで、だから事前にお知らせくださいと言うのです。これが航空会社側の状況です。
今回の騒動の発端となったお客様は、どうやらこれが初めてではないらしく、赤い会社や青い会社でも、同じようなトラブルがあったみたいですね。外国の航空会社でもやってるみたいです。
どのケースも、ふつうに予約して、いきなり空港で車いすであると告げてトラブルになっているようですが、そういうことを過去に何度も起こして、その時の航空会社側の対応を詳細に自身のブログに書き綴っているようです。
そういうことに関しては、私は非常に違和感を感じますね。
この方のWebページは こちら です。
ふつうであれば、何度か経験すれば学習すると思いますし、少なくともそれによって飛行機が遅れるようなことがあれば、無関係な他のお客様にご迷惑をおかけすることになるのですから、経験を糧にして、事前に車いす利用の旨を航空会社にひと言伝えるぐらいできると思うのですが、あくまでも自分が車いす利用であることについてのハンドリング責任を航空会社に帰属させて、それができていないことに対して世の中に問題提起しているようにしか思えないのですから、私は違和感を覚えるのです。
おそらくいろいろな活動を通して、車いす利用者のパイオニアとなって世の中を変えようとされているのでしょうが、飛行機が遅れたりすることで、他のすべてのお客様がどれだけ迷惑をこうむるかということに関してが欠けているように感じるのが残念ですね。
まあ、でも、こういう人が出てきてくれたおかげで、アイスクリームの会社も、きちんと考えるようになるとすれば、それはそれで一歩前進なのではないでしょうか。
格安航空会社といえども、公的使命がある以上、きちんとやらなければならないところは、きちんとやらなければならないのですからね。
いずれにしても、航空会社は車いすの方ばかりでなく、お手伝いが必要なお客様をきちんとハンドリングする準備はできているわけですから、お客様の方も、正確な情報を提供することですべてがスムーズに行くのです。
じゃないと、他のお客様に多大なご迷惑をおかけするということになりますからね。
それは本意ではないはずです。
もちろん、電車と違いますから状況によってはご利用をお断りするということだって考えられるのですから、そこのところを勘違いされないようにお願いしたいと思います。
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06月29日(木)
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