ID:48089
★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
[143352hit]

■「食」を支える口のリハビリ
食べ物やだ液を、誤って気管に入れてしまって、炎症を起こして起こるものです。
このうちの70%以上は誤えん性肺炎だと考えられています。
そのほか、食べ物をのどに詰まらせる窒息食べる量が減って起こる低栄養なども飲み込む力が低下したために起こる問題です。
こうした人たちが口のリハビリを受ければ誤えん性肺炎や窒息が起きるリスクが減っていく、そうした効果もあるわけです。

まさに口のリハビリは命を守るリハビリでもあるんですね。
自分が受けたいと思ったときどこに相談したらいいんでしょうか。

地域の高齢者の総合相談窓口になっている地域包括支援センターは身近なところにあります。
相談していただきたいと思います。
このほか口のリハビリの専門家で作る日本摂食・嚥下リハビリテーション学会このホームページにも相談を受けてくれる医療機関の一覧が載っています。
最近は、病院の中に専門外来を設けるところもありますし実は先週、全国で初めてといわれている口のリハビリ専門のクリニックが東京にできたんです。
ただ、地域によって取り組みに差があるのが現状でして、誰でも希望する人が口のリハビリを受けられるような体制を整えることが重要だなと思っています。
ここで、最初に予告した自分でもできる予防の体操、ぜひ教えてください。
いくつかあるんですが、きょうはリハビリの第一人者といわれるF医師が提案している体操もご紹介します。
食べる前に行う体操です。
口を閉じたまま、ほっぺたを膨らましたり、すぼめたり、これを2、3回繰り返す。
そして舌を前に出したり、左右に動かしたりこれも2、3回繰り返す。
こうしたことで、緊張がほぐれて飲み込みやすくなるということなんです。
下の2つ、こちらは飲み込む筋力を鍛える運動です。
額に手を当ててちょっと押さえながら下を向く。
1、2、3、45回目のところで少し止める。
もう一方の手で、のどに手をあてていただくと収縮するのが分かると思います。
筋力が高まるということです。

額にあてる手で抵抗をつけているわけですね。

もう1つはペットボトルを使ったものです。
ペットボトルに穴をあけてストローを差し込んで水を入れて息を長く吹き込むということです。
実物を用意しています。
ポイントはストローを差し込むここの穴、あまり大きいと効果がないので千枚通しなどでぎりぎりストローが入る大きさにするということです。
ふたの緩やかさで調整ができます。
始めのうちは緩くして吹き込む。
だんだん慣れていくとふたを強く閉めて吹き込む強くするほど筋力が鍛えられるということなんです。

こうしたことを一日に数回やればいいということなんですね。

こうした体操だけではなくて日ごろから、よくかんで食べる。
口の中をきれいにする。
歯を大切にする。
よくおしゃべりをして、楽しむということも口の機能を維持するためには、とても大切だと言われています。
きょう、お話を伺って口のリハビリというのは、口の力を維持するという、本当に食べることで命にもかかわってきますよね。

こうした運動をして維持するのは非常に大事なんだと思いました。

10月24日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る