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On the Production
by 井口健二
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■黄金泥棒、Riceboy/ライスボーイ、アギト−超能力戦争−
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※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※
※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※
※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※
※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※
※スマートフォンの場合は、画面をしばらく押していると※
※「全て選択」の表示が出ますので、選択してください。※
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『黄金泥棒』
2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭に出品された『夜を
越える旅』が最優秀作品賞及び観客賞をW受賞した萱野孝幸
脚本・監督による2013年に起きた実際の事件にインスパイア
されたコメディ作品。
主人公はいたって平凡な主婦。そんな主婦がふと立ち寄った
デパートの「黄金展」で展示されていた金のおりんを盗んで
しまう。その事件は程なく発覚して、主婦には出品会社との
示談も成立するのだが…。
出品会社の担当者との交渉の過程でもモヤモヤする気持ちの
残った主婦は、あろうことかその会社が所有し、事情があっ
て世間には公表できないある黄金茶器の強奪を考えるように
なる。そしてその計画を実行してしまう。
製作にはゴールドカンパニーの株式会社SGCが全面協力し
て、時価総額数百億円という実際の金工芸品が飾られた中で
撮影が行われたとのこと。撮影では金の反射でライティング
が難しかったそうだ。
出演は2025年9月紹介『星と月は天の穴』などの田中麗奈と
2024年1月紹介『身代わり忠臣蔵』などの森崎ウィン。他に
お笑い芸人の阿諏訪泰義、モデル出身の石川恋、2025年11月
紹介『新幹線大爆破』などの岩谷健司。
さらに本作のプロデューサーも兼ねる中村祐美子。そして勝
野洋、宮崎美子らが脇を固めている。
実際の事件は前半の金のおりんの窃盗だけだろうが、そこか
らかなりハチャメチャな強奪計画が創作されている。それは
かなり荒唐無稽ではあるが、泥棒コメディとしてはまあ認め
られる作品と言える。
監督は1966年の『おしゃれ泥棒』や『泥棒貴族』、2001年の
『オーシャンズ11』、2018年の『オーシャンズ8』などを先
行作として挙げているが、他にも泥棒コメディでは1964年の
『トプカピ』や1969年と2003年の『ミニミニ大作戦』など、
ジャンルとして成立しているものだ。
まあそんな海外作ほど大掛かりではないが、本作もそれなり
に作られてはいるし、それに何より本作では周りに飾られた
金工芸品が全て本物というのは、ハリウッド作品にも負けな
い豪華さと言える。
本物の黄金は輝きが全く違うのでそれだけでも楽しめるし、
そこに田中麗奈のキュートさもマッチしている。エンディン
グのシーンには続編の期待も持てそうかな?
公開は4月3日(「金」曜日)より、東京地区はTOHOシネマズ
日比谷他にて全国ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社キノフィルムズの招待で試写を
観て投稿するものです。
『Riceboy/ライスボーイ』“Riceboy Sleeps”
自身が8歳の時に韓国からカナダにやってきたというアンソ
ニー・シム脚本・監督による異国に暮らす母子の姿を描いた
作品。
物語の中心は6歳の少年。幼い頃にシングルマザーの母親の
都合でカナダに移住し、小学校に通い始めるが母手作りの米
飯のお弁当などで苛めに遭い始める。そこで学校側の提案で
呼び名を西欧風の名前に変えるなどするが…。
そんな呼び名に慣れて行き、カナダでの生活にも馴染んだ若
者は仲間との少し荒れた生活の中で、ふと会ったことのない
父親のことを想い始め母親に問い掛ける。そんな時ある事態
の変化から2人はルーツを訪ねることになる。
出演はソウル生まれでダンサーとしても活躍するチェ・スン
ユンと、Netflix 作品などに出演のイーサン・ファン。それ
にカナダ生まれで本格的な映画は初というドヒョン・ノエル
・ファン。
さらに監督のアンソニー・シム。他にハンター・ディロン、
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02月08日(日)
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