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On the Production
by 井口健二
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■トランスフォーマー/ロストエイジ
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※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※
※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※
※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※
※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※
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『トランスフォーマー/ロストエイジ』
“Transformers: Age of Extinction”
マイクル・ベイ監督によるシリーズ最新作。2011年7月紹介
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で3部作が
終了し、本作から出演者も一新して新たな展開が始まる?
物語は6500万年前の恐竜の絶滅を描くプロローグに始まり、
前作シカゴの戦いから3年後と表示される。そして本作の主
人公となるのは、田舎町で機械の回収をしながらロボットの
発明を続けている男性。
彼は男手一つで1人娘を育ててきたが、娘は父親に反発する
年頃だ。そんな父親が廃品置き場で壊れたトラックを見つけ
たことから運命が動き始める。そのトラックは前作で負傷し
た金属生命体のリーダー=オプティマスだったのだ。
一方、金属生命体がいる限り地球の平和は訪れないと判断し
たアメリカ政府は、CIAに命じて密かに金属生命体の掃討
を開始。その矛先は、今まで人類と共に戦ってきたトランス
フォーマーたちにも向けられた。
こうしてCIAに居場所の突き止められたオプティマスは、
やむなく主人公らも巻き込んで反撃を開始することになって
しまう。しかもそこには新たに人類が作り出した新世代の金
属生命体や、CIAを陰で操る存在も…。
出演は、2012年11月紹介『テッド』などのマーク・ウォール
バーグ、2013年9月紹介『パーシー・ジャクソンとオリンポ
スの神々/魔の海』などのスタンリー・トゥッチ。
他に、テレビシリーズ“Bates Motel”にレギュラー出演の
ニコラ・ペルツ、2012年12月紹介『人生、ブラボー!』のハ
リウッドリメイク“Delivery Man”に出ているというジャッ
ク・レイナーらが脇を固めている。
脚本は、第2作以降の『トランスフォーマー』シリーズや、
ハリウッドリメイク版の『ザ・リング1、2』なども手掛け
たアーレン・クルーガーが担当した。
2時間45分という上映時間は、この種のアクション映画とし
ては長い方だろう。しかし本作ではその時間を長いと感じさ
せることもなく、それはもう怒涛の展開と言える作品になっ
ている。
ただそれが3Dというのは、普段眼鏡を掛け馴れていない僕
には流石に多少きついところではあった。でも本作の3Dは
それを我慢するには充分に価値があると言えるもので、特に
試写の行われたIMAXではその効果が存分に発揮されていた。
因に本作は撮影時からIMAX3Dのカメラが使用されているも
ので、上下が切れることなくIMAXのスクリーン一杯に投影さ
れる映像は気持ち良くも感じられる。そのためエンディング
ロールの時だけ上下が切れるのもご愛嬌だ。
公開は8月8日から、3D/2D、IMAX3Dの全国一斉で行
われる。
07月27日(日)
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