ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■第38回
の発表の前にはラトナーの“Superman”からの降板も報告さ
れていた。因にこの降板は、ラトナーとワーナーとの契約期
間の満了に伴って生じたものだが、契約を更新しなかった理
由について、ラトナーは主演俳優の決まらなかったことを挙
げていた。                      
 実際“Superman”の主演については、ここでも何度も報告
したが、最近の情報ではジョッシュ・ハートネットに対して
3作で1億ドルというオファーがされているというものの、
拘束期間が10年に及ぶ契約には、慎重にならざるを得ないよ
うだ。ただ、ハートネット側が最近軟化してきたという情報
もあり、ワーナーでは早急に監督を決定してハートネットの
確保に乗り出したいとしている。            
        *         *        
 最後は、短いニュースをまとめておこう。       
 まずはちょっと訂正というか追加の情報で、前回ロバート
・A・ハインライン原作“The Moon Is a Harsh Mistress”
(月は無慈悲な夜の女王)の記事の中で、配給は未定と書い
たが、製作会社のフェニックスは、アメリカではソニー及び
ブエナヴィスタと契約を結んでおり、新作の“Basic”はソ
ニー、“Holes”はブエナヴィスタが配給している。ただし
日本では、前作の『シックス・デイ』は東宝東和が配給して
おり、今回の作品がどうなるかは未定のようだ。     
 また、一緒に書いた“Have Space Suit-Will Travel” 
(スターファイター)については、デイヴィッド・ヘイマン
の製作で、ワーナーが配給権を獲得したことが発表されてい
る。どちらの作品も製作が早く進むことを期待したい。  
 もう一つ、最近は娘アーシアの活躍が目覚ましいアルジェ
ントの、父ダリオが77年に監督した“Suspiria”のリメイク
計画がディメンションから発表されている。発表されたのは
脚本家で、00年にジョン・マルイコヴィッチ、ウィレム・デ
フォーの共演で、映画『ノスフェラトゥ』の製作秘話を描い
た“Shadow of the Vampire”のスティーヴン・カッツが、
このチラー作品のリメイクを担当するということだ。オリジ
ナルはジェシカ・ハーパーの主演で、イタリアのバレー学校
に留学したアメリカ人女性の恐怖体験を描いたものだが、そ
の鮮烈な恐怖をどのようにリメイクしてくれるだろうか。 

05月01日(木)
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