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On the Production
by 井口健二
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■隠された時間、東京タワーお化け屋敷第3弾「東京タワーに届いた柩」
との駆け引きが始まる。しかもそれは炎天下の砂漠という極
限の場所だった。出演は『アベbジャーズ』シリーズなどの
アーロン・テイラー=ジョンスンと、WWEのレスラーでも
あるジョン・シナ。シナは動けない状況となるので、ほぼ全
編がジョンスンの一人芝居という作品だ。公開は9月1日よ
り、全国ロードショウ。)
『戦争のはらわた』“Cross of Iron”
(1977年製作サム・ペキンパー監督の戦争映画がディジタル
リマスターにより再公開される。物語の舞台は第2時大戦中
のドイツ北部戦線。ソ連軍とナチス軍が対峙する中で様々な
悲喜劇が巻き起こって行く。『ワイルドバンチ』や『わらの
犬』がショッキングな演出で印象に残るペキンパーだが、本
作の頃は流石に丸みが出てきているのかな。当時見た時には
衝撃だった記憶はあるが、今見直すとレイプシーンなどには
現実はもっとひどいと思わせるようなところもあり、それは
当時の表現の制約だったのかとも思わされた。でも当時にこ
れを描けたのはペキンパーならではのことだったのだろう。
そんな歴史も感じさせる作品だ。公開は8月26日より、東京
は新宿シネマカリテ他で全国順次ロードショウ。)
『ターミネーター2・3D』
“Terminator 2: Judgmant Day 3D”
(1991年にジェームズ・キャメロン監督が満を持して放った
シリーズの第2作が最新技術で3D化されて再公開となる。
上映時間は2時間17分、これは最初に劇場公開されたヴァー
ジョンのようだ。物語は前作でサラ・コナーの抹殺に失敗し
た未来の敵スカイネットが、若者に成長したジョン・コナー
本人殺害のため新型ターミネーターを投入、対する未来のジ
ョンは、プログラムを変更した旧型ターミネーターを送り込
む。その旧型に遭遇したジョンは使命を感じ、スカイネット
の基を断つべく闘いが始まるというものだ。物語は今観ても
納得できるし、CGIによるVFXも見事、その一方で破壊
シーンにはミニチュアも活用され、技術の融合も感心した。
公開は8月11日より、全国で3Dのみの限定上映となる。)
『僕のワンダフル・ライフ』“A Dog's Purpose”
(1985年『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』などのラッセ・
ハルストレム監督による「犬映画第3弾」と自称する作品。
因に第2弾は2009年4月紹介『HACHI』だそうだ。その
第3弾は、人間より寿命の短い犬が、命の恩人である飼い主
のために転生して行くというお話。猫は九生というが、犬も
転生するとは知らなかった。元はW・ブルース・キャメロン
という作家のベストセラーの映画化だが、とにかく犬好きに
はたまらない作品になっている。出演は、新人のK・J・ア
パ、デニス・クエイド、ブリット・ロバートソン、ペギー・
リプトン。また犬の声優を『アナと雪の女王』のオラフ役ジ
ョシュ・ギャッドが担当している。公開は9月29日より、全
国拡大ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。
07月16日(日)
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