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On the Production
by 井口健二
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■第38回
考えている。夢が叶う物語。しかしアクションコメディの要
素も多分にある」ようにするということだ。
ただし、オリジナルシリーズの後半では、魔法の秘薬が出
てきたり、悪魔が登場したりと、かなりファンタスティック
に展開していたようで、その辺をどう処理するかも面白くな
りそうだ。
因にオルコットは、この春の大ヒット作“Bringing Down
the House”のアダム・シャンクマン監督の次回作として、
ディズニーで進められている実写とアニメーション合成作品
の“Enchanted”の脚本を担当している他、5月初旬にニュ
ーヨークで開催されるトライベカ映画祭に“Grasshopper”
という短編の監督作品を出品しているそうだ。
* *
そしてもう1本は、コロムビア傘下のリヴォルーションが
計画しているもので、オリジナルは1982年から86年に放送さ
れた“Knight Rider”。
このシリーズは、主人公のマイクル・ナイトと、搭乗者と
会話する能力を持った黒塗りのポンティアックが、協力して
様々な悪と闘うというもの。元々は警官だったマイクル・ヤ
ングという主人公が顔面を銃撃され、彼を助けた大富豪のウ
ィルトン・ナイトが、整形手術で風貌を変えさせると共に、
Knight Industries Two Thousand(K.I.T.T.)と名付けた
車を与えて、活躍を始めさせるという設定になっている。
因に、オリジナルの自動車の制作は、『グリーン・ホーネ
ット』のブラック・ビューティや、『バットマン』のバット
モーヴィルを手掛けたチームが担当したということだ。
またこのシリーズも、97−98年シーズンに“Team Knight
Rider”の題名で続編が放送されている。
そして今回の情報は、この計画にデイヴィッド・エリオッ
トとポウル・ラヴェットという新人の脚本家チームが契約し
たというものだ。なおこのチームは、先に同じリヴォルーシ
ョンで進められている“Neighborhood Watch”というコメ
ディ作品の脚本にも契約しているそうだ。
映画のカーアクションも激しさを増している中で、分厚い
壁も平気でぶち破るK.I.T.T.の活躍が期待される。
* *
続いては製作再開の情報で、一昨年の9/11の影響で製作
が延期されていたコロムビア製作の“Dreadnaught”で、主
演にヴィン・ディーゼルを迎えることが発表され、製作が再
開されることになった。
この作品は、元は『チャリーズ・エンジェル』を手掛けた
マックGの監督作品として計画されていたもので、物語は、
海軍の最新鋭スティルス戦艦に着任した新人の艦長が、部下
が誤って引き起こしたジェット旅客機撃墜事件を隠蔽するた
め、上層部から生存者抹殺の命令を受けるというもの。もち
ろん主人公は正義のために闘うことになるが、最初の旅客機
撃墜のシーンが9/11を想起させるということで製作が延期
されていた。
そしてマックGは、『チャーリーズ・エンジェル』の続編
を進めることになり、本作の製作からは降板してしまった。
しかし物語の全体のテーマは公開に値すると判断した会社
側は、新たに『アリ』『ニクソン』の脚本家のスティーヴ・
J・リヴィールとクリストファー・ウィルキンスンと契約し
て、脚本の改訂を開始。さらに『ソードフィッシュ』のドミ
ニク・セナを監督に招いて準備を進めていた。そして今回、
ディーゼルの主演が発表されたものだ。
なお、ディーゼルは6月にユニヴァーサルで撮影開始予定
の“Riddick”の後に本作に掛かる計画で、コロムビア側は
今年の秋からの撮影を望んでいるということだ。
* *
一方、マックGは『チャーリーズ・エンジェル』の続編の
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05月01日(木)
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