ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460427hit]
■第38回
お話は、昨年の記者会見では、「ミステリー社」によって
過去に退治された化物たちが結集して街を占拠しているとい
うことだったが、今回報告されたグリーンの役柄は、パトリ
ックという名前の「クールソニアン(Coolsonian)犯罪学
博物館」の館長というものだそうで、この役柄が前回の報告
とどう関わるのだろうか。
さらにこの続編には、『バットマン&ロビン』でバットガ
ールを演じたアリシア・シルヴァストーンの出演も発表され
ている。彼女の役柄は、ヘザーという名前の冷酷なレポータ
ーで、館長の支援者ということだが、元々シルヴァストーン
は、映画デビュー作では「悪役賞」も受賞しているというこ
とで、コメディもこなせる彼女の演技にも期待したい。
全米公開は、来年3月26日ということだ。
* *
『スクービー・ドゥー』の「ミステリー社」で重要な5人
(?)目のメムバーといえば、タイトルロールでもある犬の
スクービーだが、この他にも、犬を主人公にした映画の企画
が相次いでいる。それらをまとめて紹介しよう。
まずは、リヴォルーション製作で“Carlos and Jeff”。
チワワとバセットハウンドの2匹の喋る犬を主人公にしたも
ので、2匹がサンタクロースを探しに行くという冒険を描い
たコメディタッチの作品だそうだ。計画は昨年の10月頃から
進められていたもので、ここに来て『シンプソンズ』の脚本
家のダナ・グールドが脚本を契約している。登場犬の撮影は
実写で行われ、『ベイブ』で成功したようにCGIによって
口の動きを付けるということだ。
2本目は、ニューラインの計画で“Show Dog”。この作品
はソニー製作の“Not Another Teen Movie”などを手掛け
たマイク・ベンダーの脚本を映画化するもので、「ドッグシ
ョウ」に登場する純血種のチャンピオン犬が、野良の雑種犬
と立場を入れ替えるというもの。マーク・トウェインの『王
子と乞食』の犬版といった感じお話のようだが、撮影は実写
とCGIの合成で行われることになっている。
そしてもう1本もニューラインの計画で“Lucky”。この
作品は、ニューラインのトップのマーク・カウフマンのオリ
ジナルアイデアに基づくもので、先に“Centaur”という作
品を手掛けたサム・ブラウンとジャック・アンジェロの脚本
家コンビが脚本執筆の契約を結んでいる。お話は、世間を知
らずに育った映画のスター犬が、逃げ出して少年の愛を得る
というもの。実写での映画化が計画されているようだ。
CGIのおかげで、この手の作品の制作は極めて容易にな
ったということだし、昔から子供と動物には勝てないという
話もあるようで、これからもこの種の作品は増えていくこと
になりそうだ。
* *
『チャーリーズ・エンジェル/フル・スロットル』の公開
が近付いてきたが、製作元のソニー=コロムビアでは、さら
に2本のテレビシリーズの映画化の計画を発表している。
その1本目は、“Fantasy Island”。オリジナルは1978
年から84年に放送されたもので、リカルド・モンタルバン扮
するリゾートアイランドの支配人ロアークと、その助手のタ
トゥーを狂言廻しに、島を訪れる人々の夢が叶えられる様子
を描いている。しかしその展開には、いろいろな皮肉やしっ
ぺ返しも含まれているというものだ。なおテレビでは、98−
99年のシーズンに、マルカム・マクダウェル主演によるリメ
イクシリーズも放送された。
その映画版が計画されている訳だが、今回はその脚本に、
『アンツ』などのトッド・オルコットの契約が発表されてい
る。なおオルコットは、「支配人のロアークは、『白鯨』の
エイハブ船長とサンタクロースを一緒にしたような存在だと
[5]続きを読む
05月01日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る