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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File056】外伝Cこうして悲劇は語り継がれる・・・特攻花<j十六夜参りの物語
もう9月も半ば・・・やっと秋らしくなってきました。先日の9月11日、一年前の惨劇の記憶も新たに脳裏に甦ってきたそんな中、テレビであのWTCビル崩壊の直前までビル1階のフロアを撮影していた映像が放映されるというので、TV雑誌で放送チャンネルと放送時間を確認し、ビデオをセットしていたんですが、帰って来て再生してみると・・・ガガ〜ン。肝心の後半部分が録画されてない・・・放送時間が延びてやがる(怒)TV局が勝手に放送時間を延長したのか、それとも某TV雑誌の記述が間違っていたのか・・・今となっては後の祭り・・・と、言う訳で肝心な部分が観れずに悶々としているATFです。しかし、ハイジャック犯に果敢に挑んでいった乗客の方々や燃え盛る危険なビルの上の階に重い装備を担ぎ、我れ先に登って行ったNY市の消防士や警察官の方々の姿・・・そこには自らの生命の危険をも顧みず、悲劇に果敢に立ち向かって行く英雄たち≠フ姿があります。その行為は永遠に語り継がれて行くのでしょう・・・惨劇に巻き込まれ尊い生命を無くされた方々、また殉職された方々のご冥福をお祈りいたします。
さて今回のお話しは、前回の特攻映画≠フネタ探し中に見つけた一本のテープから始まります・・・【開演ブザー】いつものように携帯電話の電源はお切り下さい。
【コレクションの奥深くから発見された一本のビデオテープ】
前回の特攻映画≠フ対象作品を観直してる時、ラベルに何も書かれてない一本のビデオテープを見つけ、何かに導かれるままそのテープを再生して観たんです・・・そこに録画されていたのは「二十六夜参り」というテレビドラマでした。3倍録画で、所々トラッキングも合わず、画像のチラツク観難い画面・・・しかし私は早や送りもせずに、どんどん画面に引き付けられて行ったのです・・・そして最後には涙・・・涙!そうヘタレ≠ネATFの涙腺を緩めた、将に泣けるドラマ「二十六夜参り」とはどんなドラマだったのでしょうか・・・!?
【二十六夜参り】
ネットでの検索結果によると、この「二十六夜参り」というドラマは98年8月17日TBS系終戦特別企画として放映されたドラマでした。原作はMr金八先生&嵩c鉄矢氏が文章を、それに人気絵本作家黒井健氏が絵を描き加えた「二十六夜まいり」(小学館刊)という絵本。九州の南端に聳える開聞岳≠フ麓に広がるお花畑・・・黄色い美しい花が咲き誇るそのお花畑には、村人が代々語り伝たえる悲しい物語があったのでした・・・。
【ドラマのあらすじ】小学校教師のヒロインが、急死した祖母の遺品の中から見つけた花の種と、戦後50余年毎年欠かさず祖母宛に送られてきていた謎の葉書。祖母の人生に秘められた謎の部分を解き明かす為、遺骨と形見を手に鹿児島県開聞町に向かったヒロインが知ったのは、戦争という狂気の時代に翻弄された祖母の悲しい人生を巡る物語。戦後50年間明らかにされる事のなかった悲しい恋。微笑みながら出撃して行った若き特攻隊員たちが、その想いを込め眼下の開聞岳≠ノ蒔いていった黄色い花=特攻花≠ヘやがて根付き、一面の花畑となった。その一本一本の花には、死んでいった特攻隊員の魂が宿っていると信じている村人は、決して花を摘み取ることは無い・・・そんな様々な出来事をただじっと見守り続ける開聞岳<qロインは祖母の過去、戦争、特攻、特攻花などを通じ悲劇の時代の中でも、純粋な気持ちを持ち人を愛し生きていくことの尊さを教え子たちに話すのであった・・・
【主な配役・女優・俳優名】ATF的には結構良い配役だと思う・・・のですが
【ヒロイン&祖母の若き日の二役】・・・和久井映見
【陸軍特攻隊員】・・・木村一八、金子賢、二宮和也(現嵐<<塔oー)
【祖母の生き別れた娘で現在の旅館の女将】・・・浅丘ルリ子
【女将の夫で、物語の語り部役】・・・武田鉄矢
【ヒロインの父・祖母の息子】蟹江敬三
【ヒロインの妹】矢田亜希子
【ヒロインの恋人・無医村に赴任する医師】東貴博(TAKE2)
【特攻花≠フ謎】
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09月14日(土)
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