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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■マチネのみの日とパック
9月17日(木)
今日はマチネのみの日。
開演前の仕事の順番が大体決まってくる。
まず、着物の下着をつける。膝のサポーターをつけて、足袋をはく。
それから、ヒゲと眉を剃って、化粧水。羽二重を付けて、ファンデーションを塗って、メーク。
下げ髪の地味顔化力が強いので、今回和物なのだけれど、つけまつげをつけている。
メークは、それでもドラァグクィーンや女装のときよりは、かなりおとなしめ。
それから着付け。
「城」が開演して30分後くらいに、衣装の鳥井照子さんと共演の吉田幸矢さんが、二人がかりで着付けてくれる。
吉田さんは、稽古もほとんどずっと着物で来て、そのまま稽古をしてたくらい着物を着慣れた方だ。
そして、ものすごくきちんと着付けてくれる。帯を締めるときの力の強いことと言ったら。
細い身体のどこにそんな力があるんだろうというくらい、きっちり締めてくれる。感謝。
着付けが終わると、かつらをかける。
今回、仕掛けがあるので、生え際を整えた後、下げ髪の部分の仕掛けを共演の初月佑維さんが付けてくれる。吉田さんもそうだけれど、同じ、幕開きの板付きにいる役を演じているのに、出番の直前に、とてもありがたい。
ぐーんと後ろに重みがかかるのを感じると、これで出の準備が完了。
懐に入れる小道具の確認をする頃には、「城」が終演している。
今日は、マチネ一回きりの公演。
1時間ちょっとの舞台なので、どう考えても舞台上より楽屋で準備をしている時間の方が長いのだけれど、今日はいつも以上に舞台上でラクに息をしていられたような気がする。
終演後、見に来てくださった東工大の谷岡さんと打ち合わせ。
11月に講演というか、一人芝居をするのだけれど、そのタイトルやら内容やらをあれこれ話し合う。
一人で考えているときよりも、二人で話している方が、いろいろなアイデアが浮かんで、しかもそれがみんな具体的に立ち上がってくるのがおもしろい。
いいものになりそうな予感。「根岸の一夜」が終わって、劇団劇作家の劇読みの演出、それから劇団印象「父産」の次の舞台。
まだまだ時間があるので、いろいろ工夫して冒険してみようと思う。
夜、早めに帰宅できたので、洗濯。足袋や肌着、サポーターやらをまとめて。夜洗った洗濯物が翌朝には乾いているのが大助かり。これが冬だったら、乾燥機のお世話にならないといけないところだ。
メールのやりとりをいろいろしながら、ひさしぶりにパックをしてみる。
舞台メークで肌が荒れてくるように思えるのは、年齢の問題もあるだろうけれど、化粧を大急ぎで落とす時のクレンジングシートのせいなのだと友達に言われた。
クリームで油分を補給しながら落とすのと、石油からできた(たぶん)何かでえいっと落とすのでは、肌にかかる負担も全然違うんだろう。
で、パック。眉がないせいで、とっても簡単!
もう少しで、おでこからあごまでが一枚につながってはがれるところ。
ちょっとすっきりして、お風呂に入り、たまった日記のアップロードをのんびり始めた。
09月17日(木)
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