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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■稽古場ラストと自然体の女形
稽古場ラスト。明日は劇場入り。
かつらをつけて、メークをして通し稽古。
いろいろ発見。
メークしやすいように眉をずいぶん整えて来たのだけれど(とても薄くつぶしやすくした)、眉つぶしがいまいちうまく効かず、川和さんからダメだしがある。
もう剃るしかないか・・・
長い髪のかつらも、まだ全然扱いきれていない。
ラストの処理もどうなることやら。
ともあれ、明日は劇場入り。
帰り「根岸の一夜」のメンバーとさくら水産で飲み会。
わいわいと楽しく。
旬のサンマをおいしくいただく。
夜中、新派のビデオを見る。
花柳章太郎主演の「遊女夕霧」「婦系図 めの惣」、そして、「太夫さん」。
「太夫さん」のビデオは前回見て巻き戻した時にテープが切れた(というか巻き終わりがはがれてしまった)のを修理して。
VHSテープのこういう修理は久しぶり。やっぱりうまくいかず、もういらないと思ったビデオを一本余計に分解して参考にして成功。
歌舞伎の女形とは違う、ずっと自然体な新派の女形さんたちの芝居がとてもおもしろい。
先代の英太郎さん、瀬戸英一さん、何もしてないんじゃないの?というようなほんとに自然なおばさんになっている。
そこにはもちろん芸の力があるんだろうけど、その何もしてないかんじが今の僕にはとても近しく思える。
また、花柳さんの声の使い方、女っぽい仕草として多用する足を後ろに跳ね上げる動作も、いちいち具体的な参考になっておもしろい。
様式よりは自然なリアクション、そしてやや余計じゃないかと思えるくらいの仕草の多さが、ちっとも不自然じゃない。
「根岸の一夜」の加賀川さんでもっとできることはないだろうかといろいろ考える。
09月13日(日)
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