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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■富士見丘小学校演劇授業
午前中。20分休みの間に、外クラスのイスのバミリをきめる。昨日の中クラスの教室のイスの位置とは違う、輪になって話し合う形。テープの色も赤にする。
火星人の衣装の確認をする。火星人は台本に指定してあるとおり「タコ」のような形なのだけれど、衣装もそのまんま「タコ」だ。演じる子たちにデザイン画を描いてもらい、それを元に図工の澁谷先生がつくってくれた。赤いトレーナーに、腰のまわりに8本のタコの足がぶらさがっている。8本のうちの何本かには針金の芯が入っていて、自在に曲げられる。足には白い綿で吸盤のようなものがいくつかくっついている。頭は赤いニット帽。赤いのがなかなかなかったのを、昨日100円ショップで見つけて買ってきた。
衣装合わせをしていたら、火星人役の子が「(タコの)吸盤は普通中側じゃない?」と言いだした。言われてみればたしかにそのとおり。でも、これはタコじゃなくて火星人だから、外側にくっついててもいいんじゃない?ということにする。というか、内側につけてしまったらせっかくのアクセントが見えなくなるので。
今日は3、4時間目をグループに分かれての練習、午後は、照明の伊藤さんを迎えての通し稽古という予定だ。
まず、全体の授業予定を説明してから、3チームに分かれる。
僕は体育館で中クラス、篠原さんは視聴覚室で外クラス、渡邉さんには体育館で火星人と魔法使いをお願いした。
渡邉さんとは、後半、火星人と中クラスの場面を一緒にやりましょうと話していたのだけれど、全然時間が足りない。前半の転校生の場面をつくるので、ほぼ時間いっぱいになってしまった。
渡邉さんも火星人チームをつくるのでいっぱいで、魔法使いは平田さんが急遽担当してくれることになった。
かなりばたばたなかんじで午前中が終了。
午後は、まずオープニングの歌とダンスの練習をしてから、通して演じてみてもらう。
今日もお休みの子が何人も、大人達が交替で代役を演じた。ここ数日の練習がちゃんとできている後半に比べて、前半があちこちでうまくいかなくなってしまう。たしかにひさしぶりだものなあ、全体を通すのは。
洋平役の彼がセリフが出なくて涙ぐんでしまう。セリフの最後で誰を指すのかわかっているのに、名前が出てこない。同じ外クラスの子がアドリブで「次の人を指せばいいんだよ」とフォローしていたのがすばらしい。でも、名前がなかなか出てこないのが、もどかしかったんだと思う。そして、友達のフォローがうれしいと、余計泣けてきたりもするんだよなあと思ったりもする。
全体としては、午前中のチーム毎の練習のせいで、それぞれのチームはよくまとまっているのだけれど、全員のチーム感というのがいまひとつな通し稽古になった。
特に、火星人と魔法使いは初めて衣装をつけて登場したので、他のチームは、観客と同じような気持ちで盛り上がってしまった。その後、また芝居にもどるということが、できなかったかもしれない。篠原さんが、後の振り返りで「観客としてリラックスして見ちゃったあと、前のめりになって見る出演者に戻れなかったね」と話していた。
それでも、全体の上演時間は約60分。いいかんじだけど、もう少し短くなるだろう。
終了後の子どもたちとの振り返りでは、「みんなでつくろう」ということを話す。
それぞれのチームだけでがんばるんじゃなくて、ほかのチームとのやりとりをちゃんとしよう。
火星人も魔法使いもとってもおかしいけど、観客としてじゃなく、仲間として見るようにしよう。
明日はどんなことになるか楽しみだ。
魔法使いの衣装が、火星人にくらべて少し地味かもしれないということで、派手なウィッグをかぶってみてはどうだろうということになり、劇団の倉庫に取りに行くことにした。
予定していた劇団劇作家の合評会は、遅くなってしまったので、急遽お休みさせてもらう。
というか、寒くてしかたない。風と雨がほんとに刺すように冷たくかんじられる。
それでも、倉庫でピックアップした後、岸本くんの家での「新・こころ」の同窓会に顔を出すことにする。
もっちゃん、まみぃ、鶴丸くん、まちゃ、えんちゃん、桑島くん、久しぶりの面々。
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02月24日(火)
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