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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■イブの猫
「ジェラシー 夢の虜」の稽古。中央総武線が止まったりして、ばたばたと開始。中国語のセリフにあたふたしながら、新しい発見もいろいろ。くわしくは、稽古日記をご覧下さい(携帯も可)。
終了後、2丁目のタックスノットへ寄り、中国語指導のシムと話す。今後の予定、そして、芝居についていろいろ。
佐野眞一の「阿片王」という、今回とても参考になった本を教えてくれたマサキさん、お久しぶりなミヤシタさんと上海のこと、僕が思う川島芳子について、あれこれおしゃべり。あまり遅くならずにお先に失礼してくる。
部屋に戻って、ベランダに出しておいた猫エサ用の小皿を手に取る。それほど寒くない今夜も瀬戸物の小皿はひんやりと冷たい。
サッシを開けたまま、キッチンでキャットフードを皿に入れる。
と、ベランダに猫たちがやって来た。
おお、待ってたのか、となんだかうれしい。
人見知りしない黒いの(しっぽが短い)とおっかなびっくりのキジ虎の二匹。
キャットフードをベランダに置くと、わしわしと食べ始めた。
先週末から、少しずつ距離が近くなったようで、サッシを開けたままずっと眺めていても逃げないようになった。
きれいに食べ終えたところで、キジ虎は帰って行ったのだけれど、黒いのがそのまま座って懐手をしている(猫が両手を内側にたたんですわっているポーズ)。
なんだろう? こんなの初めてだ。帰りがたいってかんじ?
思いついて、部屋の真ん中にキャットフードを新たに少し置いてみた。まあ、ダメもとで。
そしたら、立ち上がって部屋に入ってきたじゃないか! びっくり。
物怖じするでもなく、普通に上がり込んで、またかりかり食べ始めた。
で、食べ終えるとソファのにおいをくんくん嗅いで、そいじゃ!とでも言いたげなふうで出て行った。
外に出ても、いつものように自転車置き場の屋根をのしのし音をたてて帰るでもなく、ベランダの向こう側に座ってこっちを見ている。
こうなると、窓は閉めにくい。15分ほど、閉めては開けてまだいるのを確認ということをなんとなく繰り返しているうちに、いつしかいなくなっていた。
イブの夜に、なんだか不思議な交流をした気分。サンタは来なかったけど、猫が来たなあと思ったりする。
写真は、やってきた2匹。相変わらず暗い。そして、築35年のマンションのおんぼろさが露呈してる(笑)。
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12月24日(水)
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