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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■「祝/弔」千穐楽
小屋入りしてからほぼ半月。こんなに永いこと劇場にいるのも久しぶり。
マチネ開演の3時間前の劇場入り、掃除、ダメだし、アップという流れが、とても規則正しく感じられる。
昨日からのマチネ、ソワレ、一日二回公演が今日も。
金曜の夜から数えると、連続7回。
さすがに疲れがたまっている気がする。
上演時間は1時間40分だし、ずっと出ずっぱりというわけでもないのだけれど、この芝居の疲れは、時間を気にしながら芝居をするというところにあるのかもしれない。
体が覚えているまま、芝居をしていくという基本は変わらないのだけれど、それでも、10秒、20秒という差が、となりの「弔」とのかねあいで重要になってくる。
にしすがもの稽古場では、となりの芝居全体が気になって仕方なかった。それが、今は、単純に、「自分が見ているところだけが世界」というような割り切りができるようになった。
それがとてもおもしろい。
その上で舞台裏で何を見て、何を聞いているのか、そんなことまでを楽しんで舞台上にいる。
マチネ、ソワレとも、時間をドキドキしながら、それでも、今その場にいることを楽しんで芝居をさせてもらう。
無事、終演。
いつもより少しだけ長い挨拶をアダムちゃんがして、公演の幕は下りた。
終演後、オジーさん、柏木さん、東屋さん、美弥子ちゃんにご挨拶。どうもありがとうございました!
即、ばらし。
仕込みは一日ずつだったものを、一気にばらしてしまう。
皆さんに気を遣っていただきながら、腰をいためなような仕事を選んでお手伝い。
脚立に載って灯体を降ろしていたら、照明の黒尾さんに「昇ってるんだ」と驚かれる。
たしかにひさしぶりな感覚。あとは、ほうきを持って、ひたすら掃除。
予定を一時間まいて12時過ぎに終了。
きれいに何もなくなった劇場にお礼を言って、打ち上げ会場へ。
キャスト、スタッフのみなさんと楽しく飲んで、あっという間に始発の時間。
余興で、細身さん、タワーさん、松岡さんによる、劇団あごひげ塾の出し物もあり、盛り上がる。
始発の何本か後の電車で家までたどりつく。
ご来場いただいたみなさん、そして、スタッフ、キャストのみなさん、どうもありがとうございました。
フライングステージの本公演でもこんなに濃いキャラはなかなかやったことがないのでは?と思えるようなキャラクターを演じさせていただいた、とても幸せでした。
シチュエーションコメディを2本同時に演じるというのも、またやりでのある仕事でした。
演じながら、今回もまたたくさんのことを勉強させてもらいました。
重ねてお礼を申し上げます。
今年の頭から続いた芝居まみれの毎日が、これでひと段落。
1月の「Tea for two 二人でお茶を」、2月の劇団劇作家リーディング研究会での本読み、いわき総合高校「あいだにあるもの」、富士見丘小学校の「雪の降る日に・・」、3月の「新・こころ」、4月末から5月の鹿殺し「狂人教育」、6月の「襤褸と宝石」、7月の劇団劇作家「劇読みvol.2」、そして、「祝/弔」。ずっと芝居をしていた気がする。
今年は、あと11月30日のgaku-GAY-kai、そして12月には来年1月のフライングステージ本公演の稽古が始まる。
しばらくの充電期間。というか、作家としての関根にギアを切り替える。
09月15日(月)
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