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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■「あいだにあるもの」初日
9時から2年生と一緒にアップ。そして、昨日のゲネプロを踏まえてのダメだしと細かい手直し。午前中一杯かかってこれでいけるということを、確認する。
昼過ぎからは会場の準備。学校の玄関から、3Fにあるアトリエまで、受付から誘導から、大勢の系列の生徒が張り付いて、気持ちよく見てもらうことを考えてる。
開場、開演。
開演間際から外は嵐。上演中も雷と風の音がものすごかった。
芝居の出来はなんていったらいいだろう。もっとはじけられるよね?と思いながらの芝居。観客に押され気味だったかもしれない。でも、芝居としてはできあがってる。終演後、目を潤ませて帰るお客様が何人もいる。
片付けの後、ダメだし。僕は、今日帰らないといけないので、最後の話。
今日の昼間はとてもいい集中をしていたみんな。本番でももっともっとできるはず。一人でやろうとしないで、みんなでこの舞台を生きてほしいと話す。
嵐はまだ収まらない。常磐線が止まってしまったことが判明。いつ動くかは未定とのこと。
夜の予定のために東京に電話をかけたら、東京もものすごい風だそう。春一番ってこんなだったっけ?
もう一泊かとあきらめていたら、高速バスが空いていた。ちょっとほっとする。
その後、アトリエで、今日は、僕のバースデーサプライズ。電気が急に消えて、ハッピーバースデーを歌ってもらう。こうして蝋燭を吹き消したのは何年ぶりだろう。
準備室で、二年生と一緒にケーキをいただく。いろいろおしゃべりしながら。
「あいだにあるもの」に登場する幽霊の名前の話も。今回、昔の芝居仲間というか、先輩の、ゆかりさんの名前を使わせてもらった。韓国に留学して、学生寮でオンドルの一酸化炭素中毒で亡くなった彼女の名前を。当時、ゆかりさんは30過ぎで、二十歳そこそこの僕からは、とっても年上に見えた。でも、僕はもう彼女のトシをとっくの昔に追い越してしまった。そんな話をみんなに。
時間が来たので、石井先生と一緒に学校をあとにする。
廊下で見送ってくれる二年生。
石井先生の車の中で、今回の授業、アトリエ公演のことなど、いろいろ話す。
いわき好間のバス停は電車が動かなくて困った人が数人。もっと混んでるかと思ったのだけれど。
石井先生と別れて、薄暗いバスの中。
暗い中、うとうとしながら、東京着。暗いままの移動は不思議な感覚。夢を見ていたような気持ち。
02月23日(土)
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