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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■富士見丘小学校演劇授業
ただ、中クラスの人物からは彼らは見えない。外クラスの人物は、中クラスのみんなが見えている。二つの全然違う次元が同時に存在するのだ。子供たちに、その説明をする。今はいない(となりの教室にいる)外クラスの人物の役を僕がやって、その場面をつくってみる。子供たちから「かっこいい」という声があがった。
この子たちは、次元の違う場面の重なりあい、舞台ならではの演出のおもしろさを知っている。そして、それを「かっこいい」と言える。演劇授業の積み重ねは、上手にセリフがしゃべれるというようなことではなく、こういうセンスが彼らの中にいつのまにか根付いていくことなのかもしれない。
後で篠原さんに聞いたら、外クラスでも同じ場面で同様の反応があったそうだ。演出家として、こんなにうれしいことはない。
全部の役の位置と動きを確認して、あとは最後の全員が登場するシーン、外クラスと中クラスが一緒になる場面だけを残して時間切れ。今日はここまでにする。それでも、なんとかラストまでたどりつけてよかった。
特活室に全員集合して振り返り。外クラス、中クラス、どちらの子の顔も生き生きとしている。みんなでおもしろい、ちょっと大変だけど、できたらかっこいいことに取り組んでいるということのおもしろさが感じられるよう。もちろん、大人達もわくわく楽しい気持ちでいっぱいだ。
給食をいただきながら、大人達の振り返り。澁谷先生、染谷先生と、衣装、音楽の打ち合わせ。火星人の衣装、いいかんじに仕上がりそうだ。とってもべたな火星人。エンディングの曲が生徒の作曲であがってきたのを聞かせてもらう。これもいいかんじだ。馬場先生、金丸先生、田中先生とも打ち合わせ、今日の感想と子供たちに伝えてほしいことなどを話す。
来週は、2時間合同で体育館での授業。冒頭の歌とダンスから、全体の位置と動きを、外クラス、中クラス一緒に確認して、芝居をつくっていく。
今日はお互いに見ることができなかったそれぞれの芝居が、一緒になるとどうなるのか、子供たちがおもしろがってくれるとうれしいと思う、ラストの場面の位置と動きを、もういちど検討してみよう。もっともっとおもしろくなりそうだ。
02月10日(火)
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