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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■犬づくり
「ゾウが来た!」「どこ?どこ?」「ほら!」というやりとりが、ラスト近くにある。このゾウが観客に見えたいなあと思った。「どこどこ?」というセリフは一人のものだけれど、全員で「ゾウが来た!」と言っている彼女に注目。「ほら!」と客席正面を指さすと、全員でその指の先にいるゾウを見る。
実際にいないものでも、みんなが見れば、観客に見えてくるからねと話す。それが芝居の、演劇のおもしろいところなんだよと。
授業のあと、渡り廊下を歩きながら、1月に発表する舞台のタイトルについて、先生方と話す。1組からいただいたものの他、2組さんは、まだ集計していないということで、箇条書きにしたものをFAXで送ってくださいと話す。FAX番号は阿部先生の机に上に置いておきますからと。
帰り、校門を出たところで、阿部先生によびとめられる。今、あつめたタイトル案が書かれた用紙の束を走ってもってきてくれた。感謝。今夜中に決めて、ご連絡しますとお話する。
夜、トランスプロジェクトの月嶋紫乃さん、冴瑪悠さんと新宿で待ち合わせ。
トランスジェンダー、性同一性障害、GIDのみなさんの劇団のお二人。
公演にうかがったり、フライングステージを見に来てもらったりのおつきあいはあるのだけれど、こうしてお話しするのは、初めて。
来年の8月の次回公演「双頭の性。」のことをうかがい、フライングステージのことをいろいろお話しする。
演劇関係のいろいろな人と話す機会はこの頃とても多いのだけれど、やはり特別な気持ちになる。ジェンダーやセクシュアリティの問題をメインにとりあげて、だから演劇をやっているという芯の部分が、とても近しい人たちとのやりとりは、僕にとても元気をくれた。「双頭の性。」、未読なので、今度読んでみようと思う。
11月09日(木)
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