ID:46646
せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
[240495hit]
■「花よりタンゴ」「あきらめない、夏 2004」
草笛光子さんには、イラクからブログを発信している母親を、松下砂稚子さんには息子をイラクで失ったアメリカの母親の声を読んでもらった。
明樹由佳さん、根岸季衣さんには、母親としての声をお願いした。
麻丘めぐみさんには高遠菜穂子さんの手記を、竹下景子さんには、ヒロシマの原爆忌にあてて書かれたイラクからの詩、「わたしはバグダッド」という詩を読んでもらった。
大森博史さん、岡田浩暉さんには、バグダッドの医者、ボランティアの人々の声を、宇梶剛士さんには、この秋来日するイラクの劇団の代表の日本にあてたメールをお願いした。
ラスト、第三部の出演者が中央に集まり、第一部、第二部の出演者が登場する。
「ファルージャ2004年4月」という本のあとがきに益岡賢さんが書かれた素晴らしい文章を、最後にみんなで読ませてもらった。
草笛さんが読んでもらった、キング牧師の言葉、「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」が重く響いた。
終演がのびにのびたものの、参加してくれたみなさんは、最後までずっと聞いていてくれた。そのことに感動。声を上げ続けていくことの大切さを思った。
手伝いに来てくれた宇田くん、そしてノグと一緒に参加した打ち上げで、僕は、永井さんや大沢健さんと話す。非戦の話、そして、演劇の話で大いに盛り上がる。
非戦を選ぶ演劇人の会をやりながら、むしろその前に、劇作家としていい仕事をしつづけなければいけないのだなあと改めて思った。ちゃんとした仕事をしてない人が何を言っても説得力がない。ほんとうにそうだ。違った勇気をもらって、元気に帰ってくる。
08月15日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る