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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■『レッドマン』ブームがやって来た。
4月からYouTube円谷プロ公式アカウント「ウルトラチャンネル」で、
月曜〜金曜まで1日1本で週5回分が無料配信されるようになった『レッドマン』
もともとは1972年に日本テレビ系列『おはよう!こどもショー』の
ワンコーナーとして放送されていたものだったのですが、
YouTubeで配信が開始されると、
怪獣を見つけたら殺す、見つからなかったら探し出して殺す、
ウルトラシリーズに登場する怪獣なら大暴れして町を破壊するので、
ウルトラマンに倒される理由があるわけですが、
レッドマンに登場する怪獣は森を散歩していたりするだけだったりと、
何も悪いことをしていないのに急に目の前に現れたレッドマンに倒されてしまいます。
出てくる怪獣たちもヒーローショー用の着ぐるみなので、
ボロボロのヨレヨレで姿かたちもカッコよくもなく、
それだけに余計に哀愁を誘い、
弱いものをいたぶるリンチ現場に遭遇し目撃しているような印象になり、
猟奇的とも言えるレッドマンの
そのあまりに恐ろしく不気味な内容が注目を集め
ジワジワと口コミで人気が広まり、
ツイッターでレッドマンがちょっとしたブームとなってきています。
ヒーローなのに『怖い』と評判の『レッドマン』動画がじわじわ浸透中(ガジェット通信 4月13日)
『レッドマン』をご存じでしょうか。リアル世代か特撮ファンでない限り、
ピンとこないタイトルかもしれませんが、『ウルトラマン』でおなじみ
円谷プロダクションの制作による、巨大ヒーローの主役作品です。
『Youtube』の『円谷プロダクション公式チャンネル』ではこの『レッドマン』の1日1本、
無料公開が開始されたのですが、今ネット上では『レッドマン』がヤバい、と話題になっています。
朝の子供番組のワンコーナーで流れていた映像にしては、猟奇的にすら感じてしまう
“正義の味方”。ネットの声も含め、どう“ヤバい”のか分析してみたいと思います。
・戦う理由がわからないのがこわい
3分弱という限られた尺のためか、映像のほとんどは戦闘です。
記念すべき第1話では、レッドマンが森を破壊しながら登場して
怪獣に襲い掛かるように見えるのですが、その理由は不明です。
第7話では、竹林で遊んでいるように見えるイカロス星人の後ろ、
レッドマンが仁王立ちで登場するのですが、いわゆる“正義の味方的な登場”ではないため、
戸惑いに近い感情を覚えたのは確かです。
これを「霧の中から現れた時の絶望感」と表現したネットコメントはまさに言いえて妙。
またそのほかの話も、始まったかと思うとひたすらにタコ殴りが始まったり、
回によってはタコ殴りからスタートしていたりします。
その奔放な戦い方ゆえか、以前にニコニコ動画で放映された際には
「赤い通り魔」というコメントが飛び交うほどでした。
こうした背景をふまえると、かけ声の「レッドファイト!」は、
怪獣にとって死亡宣告に等しいとも言えるでしょう。
・BGMがこわい
いざ戦闘!となると、きわめて不穏なBGMが流れます。
ヒーローが正義のために戦っているときは勇ましい音楽である、
という先入観にとらわれた我々にも問題があるかもしれないのですが
『レッドマン』のBGMは見てはいけない何かを見てしまっているような不安な気持ちを駆り立てます。
・カメラワークがこわい
解説にもあるように、現在の円谷プロダクションの社長が務めた撮影が斬新なのです。
観た人からは「カメラワークがどんどん進化しているのだけど、
サスペンス方面」「ブレアウィッチみたいなブレで不安になる」などの感想が出ています。
確かに、第3話のころは“共謀者のような付き添う視点”だったのが、
6話では“草むら越しの目撃者視点”が多用され、最終的には“殺された怪獣視点”で終了します。
第7話では“投げ飛ばされた怪獣視点”も導入され
自分がレッドマンに襲われているような体験ができます。
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04月30日(土)
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