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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■短絡的な発言だと短絡的な批判
石原氏「神戸の震災は首長の判断遅く2千人余計に死亡」


石原氏は8日夜の会見で防災対策に触れ、「神戸の地震の時なんかは、
(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、
2千人余計に亡くなったわけですよね」と発言した。
阪神大震災の被災地で反発が出ている。

 震災時の兵庫県知事、貝原俊民氏(73)は「石原さんの誤解。
たしかに危機管理面で反省はあるが、要請が遅れたから死者が増えたのではない。
犠牲者の8割以上が、発生直後に圧死していた」と反論。
「大災害が起きた場合、公的機関による救済には限界がある。
都民の防災意識を高めることに力を発揮してほしい」と注文した。

 震災後に同県の初代防災監を務めた斎藤富雄副知事(62)は
「全く根拠のない発言で、誠に遺憾。将来の備えのためにも、
過去の災害を適切に分析してほしい」。

 神戸市に次ぐ被害を受けた同県西宮市の震災時の市長、
馬場順三氏(81)は「95年当時に東京で大地震が起こっていたら、
対応できただろうか。震災を実際に体験していないから言える
発言ではないか」と語った。

(朝日新聞 2007年04月09日)

不快感:兵庫・井戸知事、石原知事発言に「誠に失礼」

東京都の石原慎太郎知事が、3選を果たした直後の8日の記者会見で、
阪神大震災(95年)について「(自衛隊に派遣要請する)首長の判断が
遅くて2000人が死んだ」と発言したことに対し、
兵庫県の井戸敏三知事は9日、「いいかげんな議論はしていただきたくない。
誠に失礼だ」と不快感を示した。

 井戸知事は「阪神大震災の問題は、不意打ちだったということ。
犠牲になられた方はほとんどが圧死だった」と指摘。
「自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと。関東大震災に対する
備えとして、一番の防災責任者となる知事がそのような認識を
持たれているのだとすると、いささか心配」と話した。

(毎日新聞 2007年4月9日 20時51分)

News23 多事争論 4月9日(月) 「そのまんま現象」

私たちの国の知事さんたちは相当に安定した統治能力の持ち主と見えて、
8日の統一選では現職の人は皆そのまんま再び選ばれました。
宮崎の「そのまんま東現象」では、変化を求める有権者の声というのが
非常に表面に出たのですが、今回はむしろ安定を望んだようであります。

そういうわけで、我が東京都知事も選挙前のそのまんまに戻りまして、
お伝えしたように、阪神大震災についてあのような発言をしております。
あの震災の時に私も現場で取材をしておりまして、
それからしばらくあそこに留まって中継を続けたのですが、
こんなに文明国だった国がですね、6000人以上の死者を出したというのは、
本当に恥ずべき怒りを覚えることだとつくづく思ったことを覚えております。

しかしながらそのうち2000人が、自衛隊の出動要請が遅れたから
失われたのかも知れないという、これがまた石原さんらしい、
例のよっての短絡した考え方ではないかと私は思います。
現場であれだけの死者が出たのはなぜなのかと言えば、
建物の中で非常に脆弱なものがあって圧死された方が多い。
それから、簡単に火事になるような建物が多かった。
そのことが多くの死者を出しました。

実はこれは過去の話ではなくて、東京は必ず震災が来ると言われております。
そういう中で、もし自衛隊の出動が人命を救うんだという風に考えている
知事がいるとすれば、普段のそうではない、建物を燃えないようにする、
壊れないようにするという方の対策には力点が入らなくなるという疑いが出てきます。
どうぞその辺は間違えないで東京都の運営をこれからやって欲しいものだと思います。


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04月11日(水)
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