ID:45126
あんた何様?日記
by 名塚元哉
[35275614hit]

■いわゆる従軍慰安婦
慰安婦問題、米決議でも謝罪せず…参院予算委で首相

2007年度予算案の参院での質疑が5日午前、予算委員会で始まった。

 安倍首相は、いわゆる従軍慰安婦問題で、
日本政府に謝罪を求める決議案が米下院に提出されていることについて、
「決議があったから、我々が謝罪するということはない。
決議案は客観的な事実に基づいていない。
引き続き理解を得るための努力を行っている」と述べ、
仮に採択されても、政府として謝罪する考えのないことを強調した。

 元慰安婦への「おわびと反省」を表明した
1993年の河野洋平官房長官談話については、
「基本的に継承していく」と改めて表明。その上で、
「狭義の意味での強制性を裏付ける証言はなかった。
官憲が人さらいのごとく連れて行くという強制性はなかった。
いわば『慰安婦狩り』のような強制連行的なものがあったということを
証明する証言はない」と述べ、旧日本軍や官憲による強制連行を
示す証拠はないとの見解を改めて示した。

 また、「そのときの経済状況もあった。本人が進んでそういう道に
進もうと思った方はおそらくいない。間に入った業者が事実上強制していた
ケースもあった。広義の解釈では強制性があった」と述べた。
小川敏夫氏(民主)の質問に答えた。

(読売新聞 2007年3月5日13時38分)

-----------------------------(引用終了)----------------------------

日本政府は慰安婦については認め、

河野談話を継承し何度も謝罪をしていますし、

道義的な責任として、法人を設立して、

そこから賠償金を民間からの寄付の形で払っています。

この問題の本質は「軍による組織的強制が有ったのか、無かったのか」

この1点だけです。

そして、河野談話は軍による強制連行の証拠資料が無いのに、

外交的配慮なども兼ねて認めてしまったという揺ぎの無い事実があります。

当時の石原信雄官房副長官が、

「慰安婦の強制連行の証拠は何もないけど
 韓国が認めてくれたらそれで終わりにするというから認めた」と証言しています。

「従軍慰安婦」問題(下)〜仕掛けられた情報戦争〜


この政治的決着のつけ方も正しかったのかどうか

再調査をしてほしいぐらいですが、

日本側としては、「証拠が無いのだから河野談話は間違っていた」

と一部分を訂正するのは当たり前の事で、

これに不満がある人は、いわゆる従軍慰安婦だった方々の

その都度内容が変る証言以外で、

軍による組織的強制を立証しないといけなくなります。

ブログ『博士の独り言』さまより
証言変転「李容洙」一考

@李さんは韓国・大邱(テグ)出身。十六歳の時に台湾に連行され、
 一九四五年から旧日本海軍の特攻基地で軍人の相手を強要されたという
 
A15歳で韓国・大邱の家から軍人に拉致され、台湾まで連れ去られ、
 敗戦で解放されるまでの3年間

B1944年、16歳の時に「軍服みたいな服を着た男」に連行され、台湾へ。
 移動中の船の中で、日本の兵隊たちに繰り返し強かんされる。
 その後、連れて行かれた先の台湾で、日本軍「慰安婦」としての生活を
 3年間強制された。「慰安所」では1日に何人もの兵士の相手をさせられ、
 抵抗すると電線のようなもので電流を流されたり、丸太で叩かれたりの
 暴行を受けた。「解放」(日本の敗戦)後、しばらくしてから韓国に戻る

C十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられたこと、拒むと殴られ、
 電気による拷問を受けて死にかけた


[5]続きを読む

03月05日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る