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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■北海道教職員組合の妄言
「いじめ調査に協力するな」北海道教組が支部に通達

北海道教育委員会が昨年12月に行ったいじめ実態調査に対し、
北海道教職員組合(北教組)が道内全21支部に、
協力しないよう「指導」していたことが23日、明らかになった。

 多くの学校では協力したものの、
小樽市では、教員が調査回答や回収を拒否。
このため市内の一部の学校では校長が保護者に直接、
回収協力を求める事態になった。

 北海道では昨年9月、滝川市の小6女児のいじめ自殺が発覚。
道教委は同12月、いじめの実態把握などのため、
札幌市教委が独自にいじめ調査をした同市立小中高校生を除いた、
全道の小中高生と教員計約46万人を対象に調査を行った。
児童生徒にはいじめられた経験やどんな行為をいじめと思うかなどを尋ね、
教員には、いじめに対処した経験などを聞いた。

 小樽市教委によると、実施前、北教組小樽市支部から
「協力できない」と通告された。
「現実と向き合い、調査結果を指導に生かすことが必要」と説得したが、
支部側は「調査結果がどのように使われるか不透明」
「調査を実施することでいじめ問題が早期に解決するかどうか見えない」
――などとして協力を拒否したという。
教員らが協力を拒否した学校では校長、教頭が回収を代行。
市教委は昨年12月26日までに全校から回収したが、
教員からの回答率は3割にとどまった。

 北教組本部の小関顕太郎書記長は読売新聞の取材に対し、
調査への組織的な非協力を文書で指導したことを認め、
「いじめの実態は学校現場で把握し、対応している。
全道一律の調査は必要ない」などと話している。

(読売新聞 2007年1月24日3時1分)

道教委のいじめ調査、北教組の組織的非協力に批判の声(北海道)

北海道教育委員会が昨年12月に実施したいじめ実態調査に対し、
北海道教職員組合(北教組)が道内21支部に、調査用紙の配布や回収に
協力しないよう「指導」していたことが23日、明らかになった。
多くの学校は協力したものの、小樽市では、教員が調査回答や回収を拒否。
一部の学校では校長が保護者に直接、回収協力を求める事態となり、
保護者から、「非協力は常識外れだ」と批判の声が上がっている。
  (中略)
 市内の小中学校に子ども3人を通わせている主婦(41)は、
「小学校長から『すべての教諭に用紙の配布・回収を拒まれ困っている。
手を貸してもらえないか』と相談を受けた」と話している。

 主婦は、「中学生の娘が、担任から調査用紙を配られた際、
『出さなくていいからな』と言われたそうだ。そんなことを教諭が言うのは問題だ。
いじめ問題の解決には実態把握が必要なはずで、理解できない」と憤慨している。

 また、小学校長は、「この調査を子供たちの人権と命を守ることに
生かさなければならない。協力を頼む」と校内の北教組分会長に訴えたが、
拒絶された。校長は「教員も行政も一つにならなければいじめ問題は
解決できない」と憤る。

 一方、北教組に加入する札幌市内の40歳代の男性小学校教師も、
「いじめで死んでいる子供たちがいるのに、事の重大性を
まったくわかっていない」と、本部方針に困惑している。

 北教組本部の小関顕太郎書記長は読売新聞の取材に対し、
調査への組織的な非協力を文書で指導したと認め、
「いじめの実態は学校現場で把握し、対応している。
全道一律の調査は必要ない」などと話している。

     ◇

 ■北海道教職員組合 日本教職員組合の傘下団体。道教委のまとめでは、
2006年の道内教職員の加入率は36・9%で、
日教組全体の加入率28・8%に比べても高い。
学力テストや主任制導入などを巡り、教育行政と対立してきた。

(2007年1月24日 読売新聞)


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