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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■それはそれ!これはこれ!
【関連】 言葉や文化で壁 孤立する在日外国人(東京新聞)
「お母さん同士の付き合いが難しい」「娘がいじめられていないか」。
滋賀県長浜市で幼稚園児二人が殺害された事件で逮捕された、
中国籍の主婦谷口充恵(みえ)容疑者(34)=本名・鄭永善=は事件前、
周囲に不安を漏らしていた。在日外国人の支援者は
「多くの子育て中の母親が言葉や文化の壁にぶつかり、
同様の悩みを抱えて孤立している」と指摘する。
横浜市の民間非営利団体(NPO)在日外国人教育生活相談センター・信愛塾の
竹川真理子相談員は「『子どもが輪に入れない』など、
自分のことよりも子どものことで悩む母親は多い。国際結婚が増え、
髪の毛を振り乱して相談に来る母親が増えている」と話す。
「日常会話はできても、教育にかかわる問題など細かい話はできない。
どこで、どう自分を表現していいか分からず、孤立する」といい、
「夫や保育園など、身近な人が悩みを受け止める必要がある」と指摘する。
難民支援などを行う難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(東京都新宿区)事務局の
佐藤直子さん(56)も「職場などのトラブルを突き詰めていくと、
不完全な日本語が互いの理解を妨げている問題に突き当たる」と話す。
一昨年六月、新宿区の団地で母親の母国マレーシアから来日した
当時中学二年の少女が男児を突き落とす事件があった。
事件をきっかけに文化庁や自治体は、日本語教室に力を入れている。
佐藤さんは「自治体の語学教室に通う人は多いが、
こうしたサービスを知らない人たちもいる」と話している。
(以下省略)
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関西ローカルニュースでも、幼稚園と他の保護者が、
疎外するからこんなことになったという論調で鄭容疑者に
同情的な報道をしていた局がありました。
犯人が中国国籍ということもあり、
こういう報道もあるだろうと予想はしてましたが、
目の当たりにすると、やはり首を傾げざるを得ません。
昨日も触れましたが、外国人が日本に来日して生活すれば、
言葉や文化や教育などさまざまな面で大なり小なり壁にぶち当たるのは、
当り前のことではないでしょうか。
それは日本人が外国に行って生活していても同じこと。
(日本に居る日本人でもコミュニケーションがとれない人もたくさんいませんか。)
日本に限らず、移住先で孤立したり、仕事や学業でストレスを抱えている
外国人なんて世界中に大勢います。
たとえどんなに悩みを抱えていたからといって、
人を殺していいなんてことは絶対に許される行為ではありませんし、
多くの人は他人を殺そうとも思わないでしょう。
異国で暮らし何か上手くいかない不満から人を殺していたら、
世界中、殺人者だらけになりますよ。
移住者・永住者の悩みを受け止めることや、
精神的に不安定な人をサポートすることはとても大切なことです。
しかし、移住者・永住者の方々は悩みを抱えながらも懸命に努力し、
精神的に不安定な人も治ろうと努力している人もいるわけです。
安易に「精神を病んでしまった人物だから仕方ない。」とか
「疎外感を感じたから犯罪を犯した」と結論付けてしまうだけでは、
逆に差別を助長したり、この事件から得なければいけない教訓を見落としてしまいます。
「それはそれ!これはこれ!」
今回は例外の一つとしてとして裁くべきなのではないでしょうか。
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02月19日(日)
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