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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■意思表示だけじゃ貧困はなくならない。
白く輝く東京タワー
>地上150メートルにある東京タワーの大展望台がライトアップで、白く輝いた。
>世界から貧困をなくすため、腕に白い輪を巻いてその気持ちを表す
>「ホワイトバンド」運動の一助になればと行われた
-----------------------------引用終了---------------------------------
最近、何かと見かける『ホワイトバンド』なるもの。
寄付金がゼロ円という話に大騒ぎなんだけど、
知り合いのあるNGO関係者の人に聞くと、
ほそぼそと通販していた時から、売上げは支援団体の活動費で、
貧しい国の人たちへの寄付にはなってなかったのですが、
ところが、数ヶ月前から商業ルート(ぴあ)の独占販売で、
書店やコンビニで発売されるようになってから、
逆に目立って槍玉に挙げられる結果になっているそうです。
「FrontPage-ホワイトバンドの問題点-」によると、
問題となっているのは、
・募金に見える、意図的にそういった印象を持たせているが募金ではない
・ホワイトバンドの価格が他国の同活動の3倍と異常に高い(Tシャツも同様)
・バンドの売上使途を曖昧にし錯誤するよう誘導している
・会計報告すらない“慈善”団体が共催に含まれている。
などについてを示唆しています。
CMや書店で商品を見た人は、赤い羽根募金の感謝の気持ちで貰える羽根のように、
募金のお礼のホワイトバンドだと思う人も多いので、
(実は、私も最初はそう思っていました。)
この商品を買っても、寄付にならないという実態を判り難い形にしつつ、
あたかも募金活動であるかのような
大々的な広報をしているのが問題ですし、
収益の使途や管理方法を曖昧にしているのは、
最近、何かと話題のニセ街頭募金と同じで詐欺に近いと思います。
これをきっかけに、世界の貧困に目を向けるようになるのなら、
それはそれでいいとは思うのですが、
欧米のホワイトバンドキャンペーンのように、
何も、わざわざイカリングにしか見えないゴムバンドを買うより、
腕にミサンガのように白い紐を巻くとか、白い包帯を巻くとかでいいのです。
またこのキャンペーン事務局は、
バンドは、「貧困をなくそう!」という思いを表すシンボルと言ってます。
当たり前の事ですが、意思表示だけでは貧困がなくなることはありません。
一番大事なことは、「考えるきっかけをもらったありがとうございました。」とか、
意思表示だけで満足して終るだけではなく、
今度はその気持ちを「何か行動に移す。」これに尽きると思います。
その行動は、何もアフリカに行って支援活動をするといった大それた物でもなく、
まず、身近な人に手を差し伸べることから始めればいいのです。
身近で困っている人にも感心や手を差し伸べられない人間が、
他の国の人々の事を真剣に考えられるとは思いません。
かの、マザー・テレサもこう言いました。
○「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、
目の前にある人に対して、愛を持って接することだ」
○「日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への
配慮を優先して考えるべきです。
愛はまず手近なところから始まります」
○「汝、隣人を愛せ」とは愛が身近な人々から始まるということであり、
日本の貧困を見捨てて海外の貧困を救済するの輩は 偽善者 なのである。
日本人なら、まず日本人に手を差し伸べるべきである。」
マザーテレサの日本人への提言
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09月10日(土)
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