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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■新たな戦い (本日2度目の更新)
首相の胸に青リボン 家族会がはずして官房長官に託す

>家族会事務局次長の増元照明さん(48)によると、
>「家族会メンバーが日ごろの運動でつけているバッジを託そう」と、
>被害者5人を含む約20人が自分のバッジをはずし、
>政府の拉致被害者・家族支援室を通じて託したという。


託されたブルーリボンバッジを左胸につけ、平壌へ出発する小泉首相。

この写真を見ると、 「学生時代の年金未納が・・・」

とか言って大騒ぎしてる議員らが、実に小粒に思えるね。

やってる仕事のスケールが違いすぎ。背負ってる物の重さも。

上記は、今朝、速報として書いたものです。

金豚との会談は、皆さんもご存知の通り、

蓮池さん、地村さんの子供たち5人帰国、食糧支援25万トン、医療支援1千万ドル、

安否不明の10名の方は再調査という結果になりました。

「経済制裁発動せずと確約」は↓の記事では、

食糧25万t・医療1千万ドル支援…小泉首相会見

>「今後、日朝平壌宣言を順守していく限り、日本は制裁措置の
>発動はしない」との方針を伝えたことを明らかにした。

つまり、核、ミサイル、その他日朝間の懸案が全て解決されなければ、

経済制裁する可能性もあるという事もありえます。

曽我さんの夫ジェンキンスさんは、小泉首相自ら説得しましたが、

日米での話し合いも進んでおらず、訴追の事もあり、

本人が嫌というものを、無理やり連れて帰るわけにもいかないし、

第三国(北京)で会うことになりました。

曽我さんは本当に悲しいのに、それでも気丈に振舞っていて、

その姿が余計に胸を打ちます・・・。

出来るだけ早く、北京で会えるようにしてあげてください。

さて、今日の再訪朝は、これで成功だとは思えないし、失敗だとも判断できません。

ご家族にしてみれば、最愛のわが子が拉致されて20年以上、

五人が帰国してから既に一年半以上。

もういい加減に「目に見える次の結果」がほしいところですから、

今日の結果に、長年、苦しんでこられたご家族の怒りの気持ちや

憤りはわたしたちの想像以上のもので、

この結果に不満の声が出てくるのも怒るのも自然の感情で、

今後について厳しい注文をしても一向に構いません。

むしろ当然のことと言えます。

しかし、これまで拉致被害者の声を聞きながらも、

せっせと支援しまくった歴代政権や一部野党が、そもそも拉致を認めていなかったり、

一昨年にせっかく帰国した5人を北に帰すべしといった主張をした

政治家(民主党のジャスコ岡田)がいたことを思えば、

彼らが交渉した場合の結果はおして知るべしであり、

この現状を打開すべくした小泉首相の選択は、

間違っていなかったと個人的には思いたいんです。

小泉政権が終わった後、後続の内閣が拉致問題に取り組む保障など、どこにもないんですから。

だからこそ、怒りのあまりのことでしょうが「最悪な結果」や

「偽善者」などという発言は、ちょっと言いすぎのようにも思えました。

本当に最悪なのは子供たちも帰ってこないし、

再調査もしないと突っぱねられる事だったのですから、

後は、再開が決まった日朝交渉を利用して、日本の要求を次々に出して、

北を追い詰めればいいのです。

だから、今回の訪朝に関して僕の評価は±0です。

拉致被害者の家族5人の帰国はゴールではなく新たなスタートです。

拉致は犯罪です。

その家族を日本に取り戻すのは当たり前の行為です。

子供の帰国は当然のことであり、

ようやくスタートラインに立ったと見るべきでしょう。


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05月22日(土)
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