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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■トラッキーの中の人などいないことはない
最近、阪神のマスコット、トラッキーの動きが地味だと思っていたら、

ン、バック転しない…トラッキースタッフが突然交代 (サンスポ 4/28)

こんなことになっていたんですね。(´・ω・`)ショボーン・・・。

阪神ファンとして、トラッキーファンとして、

この重要な出来事を知らなかったなんてお恥ずかしい限りです。

その懺悔の気持ちに、「私達のトラッキーを返して!」というHPバナーを

日記上に貼り付けました。

というわけで、今日はトラッキーの中身のA氏解雇問題について書きます。

トラッキーというのは、野球を観ている方なら

誰でも知っている阪神タイガースのマスコットで、

ホームランを打ったタイガースの選手からラリアットを受けたり、

ベイスターズの佐伯選手や、ジャイアンツのマスコットジャビットくんと

プロレスの技の掛け合いをしたりと私たち観客を楽しませて、

負けてる時や雨で試合が中断された時には、いつも以上に

非常に愛嬌のあるパフォーマンスで嫌な気分を払拭してくれました。

その結果、球団の垣根を越え多くの人々に愛されるマスコットになり、

ここ数年は各局の『プロ野球珍プレー』でも、トラッキーコーナーが出来たほどです。

しかし、それに対して「暴力的で子供の教育上良くない」という

紋切り型のアホな批判が寄せられていたらしく、

今年になってトラッキーの中に入っていた人(A氏)が解雇されました。

後任の人がバク中ができなかったため、ファンからのブーイングがおき、

すぐにバク転ができる人が後任することになり、現在、トラッキーの中の人を

勤めるC氏も、頑張っていることは認めます。が、

やはり、トラッキーはバク転だけではなく、可愛いしぐさにアクロバティックな

パフォーマンスと爆笑を誘う芸の数々で、会場に来たお客さんの心を

鷲掴みにするサービス精神旺盛のA氏じゃないとお話になりません。

この突然の解雇が、ここまで大きな波紋を広げたのは、

球団側(フロント)の説明不足とファンに対する誠意のなさに尽きると思います。

それと、この騒動で僕が一番問題にしたいのは、

やはり「暴力的で子供の教育上良くない」という言葉。

「子供が真似をしたらどうする」という発言は、

「子供は本来的に純真であり、野蛮な暴力は自分の外からやって来る」

という前提に立っているのでしょうが、それは明らかに間違っています。

私たちが、おもしろいと思う笑いの表現には差別的や暴力的な部分があります。

また、笑いには暴力関係を増幅するものと逆にそれを解消するものがあります。

いじめや陰口の時の笑いは前者で、もちろん芸人の笑いは後者です。

そして僕は、トラッキーの「暴力」は後者の暴力だと思います。

暴力は全ての人間に存在しています。その事実に目を瞑り、

暴力の所在およびその責任を他人にのみ求めようとするのはおかしい。

これに似た話で、今「童話」の内容が改竄されています。

例えば『桃太郎』では、動物達は家来じゃなく、仲間。

平等主義と現代の論理感に沿った桃太郎になっていて、

『かちかち山』は、お婆さんは死なずに狸も兎も救出され最後は謝って大団円になり、

「こぶとり爺さん」のこぶは、本を読んだ子供が外見の美醜が善悪の基準だと

思ってしまう、間違った価値観を与えかねないから、

悪いお爺さんのこぶも取れる結末に、『サルカニ合戦』は、

カニですら死はNG。復讐色も薄れタイトルも『さるかにばなし』に変更。

なんじゃそりゃ?出版社がクレームを恐れて、または「昔話は時代や場所、

その時の道徳観で変わるものである」という理屈で改竄されているそうですが、


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05月18日(日)
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