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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■プロフェッショナルなマンガ家
エンピツの日記ランキングのジャンルをアニメ・マンガに設定しているのに、
マンガやアニメについて滅多に書かないので、今日はマンガのことを書きます。
僕の友だちやサイトに訪れる人はご存知のことと思いますが、
僕の大好きかつ大尊敬している漫画家は島本和彦先生です。
島本先生のマンガ『逆境ナイン』に出合ってなければ、
絵を描くなんて事は思いもよらなかったかもしれないぐらい、
衝撃的な出合いでした。
普通の漫画家は、ある程度の実績を上げると何かしら手を抜く方も多いのですが、
初めての出会いから10年以上たっても、
島本先生のマンガは益々グレードUPし続けているから驚きです。
島本先生は、幼年誌、少年誌、少女マンガ、青年誌、同人誌どんな
ジャンルでも難なくこなしてしまわれるのです。
どんな職業でもそれに徹していれば、
他人が太刀打ちできない技量を身につける事ができます。それがプロというもの。
どんなに時間が無くても、仕事の過程を一歩一歩きちっとこなし、
誤魔化したり、サボったり、手を抜いたりしない人。
それが、本当のプロフェッショナルだと思うんです。
僕が、去年の1月大阪ドームでのサイン会前に、先生のご好意で会の前に
貴重な時間を裂いていただき、念願の夢が叶いお会いすることができた時に、
お願いして色紙を描いて頂いたのですが、
利益にはならない色紙のイラストですら、妥協を許さない先生は、
80%完成のイラストでも納得いかないと描くのを止めてしまわれるのです。
傍から見ればどこもおかしくないのですが、先生はその出来がお気に召さなかったようでした。
そして、色紙を描きながら、「生活に困ったら、ネッ○○○○ションか
まんだ○けにでも売って、足しにしてくれ。」とおっしゃったのです。
これには本当に驚きました!!
作家さんなら、自分の描いた作品が他人の利益のために売られるのは
そうとう嫌なはずなのですが、そういう事を平気でおっしゃる懐の広さが
島本作品の優しさと熱さに通じているものと思います。
サンデーGX2月号は『吼えろペン』の豪華2本立てという
「大御所ならしなくてもいいんじゃないの?」という仕事を引き受けておられるのです。
しかもそのマンガの主人公、マンガ家の炎尾 燃に
「同じ雑誌に二本立てで載せる企画!」
「そんなことに気軽にOKを出して、後悔の真っ最中だ!」
「考えてみりゃ、いつもの量でもヒーヒーいってこなしているのに。
体と心とか何か≠壊さなきゃできるわけがない!」
と開き直って、それすら楽しんで描く力量。
つくづく、マンガを描く事がお好きなんだな〜と思います。
いつ何時でもプロフェッショナルに徹するプロが少なくなりましたよね。
↑いつもありがとうございます。
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01月20日(日)
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