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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■福島県産危険論は、なぜ繰り返されるのか?
いくらデータについて教えられても『わがこと』にはなりません。
自分が関心がない、あるいは必要がないと感じているニュースについて想像してみてください。
データをチェックしろと言われてもしませんよね」


科学だけではない、これは社会の問題だ

「福島産を巡る発信は、行政や専門家に対する信頼が失われた、
という前提で考えることがポイントになります」

科学的に計測し、事実は積み上がっている。
しかし、これが受け入れられるかは別の問題が絡んでくる。
さらにもう一段階、コミュニケーションが必要だ。

「残念ながら、2011年3月11日以降、混乱の中で信頼は毀損してしまった。
だからこそ、農家個人や調査する団体が、『民間』の立場でボトムアップ的に
信頼関係を構築することが大事になります」

「信頼は情報が耳に入ってくるかどうか、(情報を発信する)
この人が同じ価値観を共有しているかどうか、
人格的に信頼できるどうかで決まっていくことがほとんどです」

「多くの人にとって、すべてのデータソースにあたるより、そのほうが効率的だからです。
これだけデータが積み上がっている以上、『この人なら信頼できる』という人や活動が増えることが、
最終的に一般的な福島産への信頼につながっていくと思います」

福島産を巡る問題は、科学だけでなく、「社会」の問題でもある。
非難だけでは解決しない。だからこそ、五十嵐さんはこう強調する。

「陣営にわかれて対立しているように『見える』だけで、
中間層はめんどくさくなって結果的に関心は離れていきます。
悪い意味での『風化』です。
大事なのは、データを集める、信頼を積み上げていくという地道な活動です。
震災から5年が経っても、それは変わらないのです。
科学的には決着したと思っている人も多いかもしれませんが、社会的には何も終わっていません」

福島県の自治体や農家さんによる地道な取り組みと、

それによって得ることのできた事実というデータの裏づけ。

これらを発信して、より理解を得るためには発信者の信頼度によって変わってくるのかもしれません。

芸能人や著名人が「福島産を食べて応援」と言うたびに、

反原発派から理不尽な攻撃に晒されていたわけですが、

今回この作家のツイートが大炎上し謝罪に追い込まれたのには、

やはり福島県で10年以上続けられていたDASH村に始まり、

農業・漁業・畜産で努力する姿や、

これまでの福島に対する地道な貢献度などなどTOKIOが番組を通して見せ続けてきた

物を作るということへの真摯で丁寧な取り組みによって

得た信頼度によるものではないかと思います。

信頼している人から伝わる安心感。

福島に心無いヘイトスピーチをぶつける反原発派は後を絶ちませんが、

今回は地道に行動して信頼を得て茶の間に愛されているTOKIOだからこそ

逆に作家がボコボコに叩かれたのでしょう。

炎上した作家のようなデータや客観的事実を無視するような

私が理解できないから嫌だという穢れ思想を持った反原発派はもう手遅れとしても、

実際のところはどうなの?とか、

詳しく知らなくて分からないから怖いという人達の意識を変えていくには、

TOKIOや糸井重里さんのような、

一般の人が関心を持つ人物が間を取り持つ感じに発信することが、

これまで以上に重要になっていくのではないでしょうか。

今回は予想外の形で福島県産が注目を集めてしまいましたが、

これをきっかけに福島の地道な安全性への取り組みとか

そういったほうにも目を向けて、

根拠のないデマに惑わされなくなる方が増えてくれるといいんですけどね。




03月23日(水)
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