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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■水木しげる御大あの世への取材旅行へ出発
天敵はねこ娘。実写版「ゲゲゲの鬼太郎」では
竹中直人(85年フジテレビ)、大泉洋(07年松竹)が演じた。

午後一時のNHKニュースで速報が流れ突然の訃報を聞いて大変驚きました。
11日から入院しているなんてことさえ知りませんでしたから。
水木プロダクションのニュースによると 2015年11月30日 訃報
11月11日に自宅で転倒。頭部打撲による硬膜下血腫で緊急手術を受け
一時回復していたが、11月30日未明に容体が悪化。
多臓器不全により逝去。
とのことです。
夏にテレビで楽しそうに「150歳まで生きる方法を考えてる」って言ってましたし、
水木御大なら100歳までは確実に生きると思っていたこともあり、
敬愛する漫画家の水木御大の訃報に
もちろん心にぽっかりと穴が開いたようで寂しさや悲しみもあるのですが、
子供時代にアホなのか天才なのかと言われたほど自由奔放に過ごし、
戦争では総員玉砕せよと命じられた南方ラバウルでの地獄のような日々を送り、
爆撃で左手を失い、何度もマラリアに襲われ死の淵をさまようも、
ギリギリのところで絶対に助かる超が付くほどの強運の持ち主で、
終戦後、日本へ帰国し、いろいろな職業を転々とし、
紙芝居作家、貸本作家時代の餓死寸前の赤貧生活、
雑誌連載から目の回るような忙しさとなった昭和40年代、
土地土地でひっそりと語り継がれるだけだった妖怪にも形を与えを
数多くの妖怪を身近な存在として広く定着させ、
そして、幸福と健康のために好きなことだけをやろうと考えて、
マンガを描くペースを落とし、
世界中の妖怪と不思議を探し求めて旅する
自由奔放な生活を楽しむ現在に至るまで壮絶な人生だったのに、
それを「屁のようなもの」と言い切っていたように
生前の言動を見ていますと奇偉人で生と死を超越したような不思議な魅力のある人で、
マンガを通して私たちに目ない世界を教えてくれたように、
人間界では多くのことを経験し地球上のほとんどの国も取材して、
この世でやることをやりつくしてしまったので、
子供の頃からずっと興味を持ち続け探求していた
あの世の世界に長期の取材旅行に行かれたのだ
「あの世へ旅立った」という言葉のほうがピッタリな感じもして、
生前に「私は人間3割化け物7割で生きてます」と言っておられたように
悲しみ以上に「ついに完全なる妖怪になられたのだ」という
不思議とそう感じる気持ちもあります。
生まれたときから心臓病な私は子供心に死に対する恐怖がありましたが、
生あるものいずれ死がくるものだと死に対する恐怖心が無くなったのも、
見えない世界や暗闇の中に何か存在する気配を楽しむことや、
妖怪やお化けや幽霊の魅力を知って好きになったのも
自然に対する畏怖や敬うということを教えてくださったのも
すべて水木御大のおかげです。
水木しげる漫画大全集を全巻予約し毎月届けられ購読していますが、
ゲゲゲのみならず幅広いジャンルの水木先生の作品は
哲学に近いものを感じ取って今は子供のとき以上にその魅力にハマッています。
水木しげる御大、魅力的な作品を数多く残してくださり本当にありがとうございました。
あの世でも好き放題楽しんで創作に励んでくださいね。
2年前に観光で行った調布で奇跡的にお会いできたことを宝物にして、
2013年12月28日(土) 調布での出来事。
私もいつかあの世へ行くことになりますが、
そのときに新作を読めることを楽しみにしています。
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11月30日(月)
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