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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■もう必要なくなったので解散します。
椎名林檎で味わった音楽的違和感と違い、絵画的、空間的違和感を覚えた。
難しく言ってますが、いずれにしても、よく分からなかったということです。
僕は一言、「チーフがやるなら、やりましょう」で終わった。
後日、メンバーに会うと、3人とも瞳が輝いていた。
自分の子供より若い高校生に何を話したらいいのか、少々戸惑ったことを覚えている。
インディーズで頑張っていたとも聞いていたから、安心して頑張ってほしいという思いを込めて、
「3枚ぐらいは大丈夫だよ」といった。
後で知ったのだが、メンバー3人はこの言葉にいたく傷ついたそうだ。
自分たちは夢の実現に向かって広島から上京して、日々努力しているのに、
軽く対応された気持ちになったと…。
今はすぐに結果を問われる時代だから、
安心させるつもりで言ったのだがうまく伝わらなかったようだ。
近未来をイメージした楽曲作りは中田ヤスタカ氏のプロデュース。
作詞から作曲、アレンジまで全てひとりでやるからスタッフは出る幕がない。
メンバーも歌入れは壁に向かって歌うみたいなものだから、感情移入が難しかったのかもしれない。
僕が中田氏に会ったのは、3枚目あたりのころ。
それぞれの顔が見えなくても事が済んでしまう。
まさに近未来型レコーディングだった。
編成会議で試聴したが社員からは気の利いた発言は何もなかった。
歌詞もタイトルが聞き取れるぐらいだから仕方がない。
年配たちには林檎に次ぐ違和感だった。
2005年、「リニアモーターガール」でメジャーデビューを果たし、
翌年には「コンピューターシティ」をリリース。
そのころには、ネット上の漫画サイトや、動画サイト「YouTube」などで
大量に書き込みが投稿されようになった。
ネット配信の時代にのったのか、メンバーのダンスとテクノサウンドが若者にフィット。
あれよあれよという間に大ブレークしていった。 (敬称略)
■獅子丸好(ししまる・こう) 本名・篠木雅博。徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問。
1950年生まれ。渡辺プロダクションを経て、東芝EMI(現ユニバーサル)で
制作ディレクターとして布施明、アン・ルイス、五木ひろしらを手がけた。
徳間ではリュ・シウォン、Perfumeらを担当した。
>「3枚ぐらいは大丈夫だよ」といった。
Perfumeは「思い出作りに3枚だけ出してあげるね」と
言われたと当時を振り返るときによく言っています。
徳間の人は励ましたつもりでもPerfumeはそう思えなかった。
双方で行き違い思い違いがあったものと思われますが、
徳間ジャパンからの帰り道にある坂道で悔しくて、
「私たちはPerfumeに人生すべてを賭けているし上京してきたのだから、
3枚で終わらせるものか!思い出で終わらせるものか!」と
3人が「3枚だけ」の言葉に怒り燃え上がり頑張ってきたことにより、
国内のみならず世界でも人気となった今の状況があるので結果オーライですね。

06月21日(火)
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