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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■過剰反応が差別意識を植え付けることもある。
最後は「以上、エロだるまがお送りしました」と締めている。
例えば、『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛を込めて」に登場する宇宙人が、
「ひばく宇宙人・スペル星人」と名称が着いていたことによって、
被爆者を差別する話でもないし反核のメッセージのある物語であったにも関わらず、
被爆者を宇宙人にするのは被爆者への差別に繋がるという理由で、
12話を見たことも無いし被爆者でも無い普通の家族が新聞に投書したため、
ひばく宇宙人の名前だけが独り歩きして円谷プロはメディアからバッシングを受けて、
第12話は放送禁止の永久欠番になってしまったり、
絵本『ちび黒サンボ』も黒人差別に繋がると、
黒人でもない日本人の家族が出版差し止め運動をしたために、
しばらく廃刊になっていたことがありましたが、
ダルマなら、多くの人はダルマという置物として見ているだけで、
視覚障害者を連想しちゃう人なんて居ないでしょうし、
『ちび黒サンボ』を読んでいた20歳以上の年代の世代は、
『ちび黒サンボ』は楽しい絵本として読んでいたり、
読み終わればホットケーキが食べたくなる気分になっただけで、
黒人を差別している気持ちで読んでいたわけではありませんでした。
むしろ「これは差別です」と抗議したことによって、
それまでは何も思わずに接していた人にも、
ダルマや『ちび黒サンボ』に対して、
これは「差別」なんだと意識させてしまうことを植付けてしまい、
それが逆に差別意識を助長することにも
繋がってしまっているんじゃないかという気さえします。
他にも、障害者の「害」をひらがなにしている役所やメディアが増えていますし、
以前、鳩山由紀夫が総理時代に
「障害者だとイメージが悪いので呼び方を外国の真似して『チャレンジド』に変えよう」と
言っていたことがありましたが、
私は生まれつき心臓の悪い障害者なのですが、
「害」の文字が使われていても別に気になりませんし、
障害者に対する理解を深めることに対して、
字を変えるとか呼び方を変えるとかそこじゃないだろ、
もっと違う方法があるだろって思うわけで、
別にほとんどの人がなんとも思っていない物に対して、
「差別だ」と最初に言い出した人こそが、実は偏見の持ち主だったり、
何かにつけ差別だの偏見だのと難癖をつけて言っている人が出てくることで、
差別や偏見をさらに助長したり、
マイノリティの中の一部の人が騒ぐことにより、
一部の人から「飯の種が欲しいから騒いでいるんだろう」という
謂れの無い中傷を受けて、
マイノリティ全体の印象を悪くしたりしているというのも事実で、
障害者団体やマイノリティへの理解や権利向上運動を
実行している団体が過剰に反応するあまりに、
それまでには意識してこなかった差別の目というか、
障害者に対して腫れものに触るように扱う意識が
新たに生まれることもあるということに気がついてほしいと思います。

12月11日(火)
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