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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■科学技術立国でありながら科学者や技術者を守らない国と企業
国への感謝を述べられておりましたが、
今年3月に不足している研究資金のカンパを募るアピールをするため、
京都マラソンに自ら出場させてしまうというほど、
世界的に著名な研究者にこんなことまでさせていたことを恥じないで、
記者が集まる会見中にわざわざ電話して、
詫びの一言もなく偉業を褒めたたえる野田首相はパフォーマンス丸わかりなのですが、
山中教授は人格者ですね。
もし、私が同じ立場だったら、
記者が集まるここぞとばかりに仕分けで削られた研究費のことで嫌味を述べますよ。
> 現在も年10回ほど渡航し、資金面など環境が整っている米国で研究している。
研究するなら、アメリカや韓国など海外のほうがまだ良い環境なのかもしれません。
これは科学技術の研究に留まらず商品開発にも当てはまる話で、
技術者が商品を日々の努力によって研究開発しているにもかかわらず、
日本の企業は経営者を守って、技術者を守ろうとはしません。
好きなことをやっているんだから安い賃金でもいいだろうって感覚だし。
(これは科学技術分野に限らず芸術にも言えたことだけど。)
リストラと称して高給取りの役員だけを残して、
一番重要な技術者を大切にせず切り捨てまくったツケが回って、
日本の家電メーカーが衰退の一途を辿っていると言えます。
韓国のサムソンが業績を上げたのは、
日本のメーカーに勤める技術開発者を
日本以上の高待遇でヘッドハンティングしまくったからで、
高待遇で好きなだけ研究開発できるのなら、
そりゃ優遇されない日本の企業に居るより、
技術開発者はそっちに行くってもんで、
日本のメーカーはヘッドハンティングされても文句は言えないし、
あんたいらないよって切り捨てた人材が海外の企業に再雇用された形なら余計文句は言えず、
要するに技術者や現場に金を回さないし使い捨てを当たり前にしてきた
企業の経営陣がマヌケで、
そのツケが回ってきて今の状況になっているだけの話ですが、
自分達の過ちに気付いてないから暗澹たる気持ちになります。
山中教授のような研究者にしても、
日本の家電メーカーで働く技術開発者にしても
少ない予算の中で研究や開発をしている科学者や技術者を日本に留まらせているのは、
もはや郷土愛に近いものだけなのかもしれませんが、
その気持ちに慢心しあぐらをかき国は削減し企業は搾取。
それが間違っていることを自覚しないと、
優秀な人材や技術が流出するばかりで国力が下がる一方です。

10月09日(火)
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