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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■「北朝鮮が日本人拉致を認めてから10年」もう一度関心を持ってほしい。
拉致されていると分っているのに日本人の救出に政府が動かないのは何故かと質問され、
返答に困ったことがあります。
憲法によって国民救出のためであっても自衛隊を動かせないことや、
日本よりも北朝鮮にシンパシーを感じている議員が存在していることや、
制裁など強固な対応を取ろうとすると、それを批判するマスメディアが存在して、
他の国のように軍隊が国民の救出に動くといったような、
強く当たる行動は出来ないことを告げました。
答えを聞いたイギリス人は、「信じられない」と驚きを隠せないようでした。
拉致被害者のご家族は、
北が拉致を認める前から、
北と日本に翻弄され続け、裏切られ続け、
云わば、この2つのおかしな国を相手に戦ってきたと言っても言い過ぎではありません。
2008年に北朝鮮は再調査を約束し、
これをきっかけに動くのではないかと期待していたのですが、
当時の首相であった福田氏の突然の辞任で北側が不快感を覚え、
実務者協議は反故にされ、
絶好のチャンスを逃してしまいました。
私は、この機会を逃したのが、
解決を先延ばししたタイムロスになってしまい本当に痛かったと感じています。
以前は「制裁」を強く求めていたご家族の方々も、
救出の手段だった制裁が、
腹いせの仕返しや運動の目的になっているんではないか、
制裁一辺倒では進まないのではないかと、
制裁と対話のどちらが正しいのかと気持ちが揺らいでいるそうです。
制裁を求めていた横田さんも今は対話重視に変わっています。
しかし、考え方が変わったことを私たちは攻めることが出来ません。
むしろ、理解を示すべきだとさえ思います。
日本の方針は、北の国家体制を潰すことではなく、
まずは「拉致被害者を取り返す」
これに尽きます。
2002年9月17日に北朝鮮が日本人拉致を認めてから10年。
この残酷な時間をいつまで続けなければいけないのでしょうか。
1日でも早く、再会し家族揃って平穏な日々に戻れるために、
国民ももう一度、2002年当時のように関心を呼び起こし、
拉致解決への想いを強くして、
政治家に本気で取り組むよう働きかけてもらえたらと感じています。
ご家族の方々の大半が70代以上と高齢となった今、
残された時間は本当に多くは有りません。
有本さんのご両親が今日の会見で、
「解決は出来ないんじゃないか」と諦めの気持ちが強くなってきたと
正直な感想を述べていました。
こういうことを言わせってしまったことを
歴代の内閣、政治家、マスメディアや国民も反省しなければいけません。
とくに政府の責任は非常に重いと感じます。
4年ぶりに日朝協議が始まることが決まり、
少しでも解決に向けて希望に繋がる進展があることを願うばかりですが、
代表選や解散はあるのかといった国内政治が不安定なこともあり、
まだ協議開始の日程すら決まっていないのが現状です。
拉致問題は日本と北朝鮮との問題で、
他の国を頼りにしても、手助けはしてくれません。
核やミサイル問題と違い、
日本政府が単独で解決するべき問題です。
次の政府・次の政権には覚悟を決めて本気で解決に向けて交渉に当たってほしい。
そして、拉致被害者を取り戻して欲しい。
それが願いです。
関連ブログ:
『ぼやきくっくり』2012.09.15
北が拉致を認めて10年…横田さんご夫妻の苦悩に胸が痛みます

09月17日(月)
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