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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■菅直人の対応で被害は悪化するばかり
保安院の中村審議官を菅首相が更迭しましたが、
中村審議官の指摘が正しかったことが証明されました。
節電大臣蓮舫氏 計画停電に「初めての事なので」とパニック(NEWSポストセブン 3月20日)
地震発生から菅政権は混乱の度合いを深めていった。
地震発生翌日の3月12日夜、原発より先に暴発したのは、菅直人首相だった。
その日、経済産業省原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官が、
「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。
ところが、菅首相は審議官の“更迭”を命じた。
「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、
もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)
さて、今日の予算委員会で、このような答弁がありました。
菅首相 格納容器破損の可能性を認識…震災翌日の視察前に(スポニチ 5月16日)
菅直人首相は16日の衆院予算委員会で、
東日本大震災発生翌日の3月12日に福島第1原発を視察したことをめぐり、
格納容器破損の可能性があることを知った上で、あえて実施したことを明らかにした。
「放置すれば格納容器にひび割れが起こりえた。
だからこそ(視察前に蒸気を排出する)ベントが必要だと言った」と述べた。
視察に同行した原子力安全委員会の班目春樹委員長も
「格納容器が破裂する可能性があることは認識していたし、(首相に)助言した」と答弁した。
後日、福島の被災地訪問を雨が降っていて被曝が怖いから中止した
ビビりの菅首相が格納容器破裂の可能性を認識しておきながら、
防護服もなしに福島第1原発を視察するでしょうか。
また、震災の対応にも当たらなければいけない国家のトップを
そのような危険な場所へ行かせるでしょうか。
これらの点を考えても、本当に視察前から認識していたとは思えません。
問題は、いつ事態を把握したかです。
中村審議官更迭後からしばらくして政府と東電は、
本当にメルトダウンしていたことを把握したのではないでしょうか。
しかし、自らで中村審議官を更迭しておきながら、
「すでにメルトダウンしていました」と公表すれば、
菅首相の更迭判断や、これでまでの原発への対応が間違いということになるから、
これまでの民主党政権の政治が嘘と隠蔽の多さからいって、
2ヶ月が経過してから公表したのだと考えられます。
原発の対応について議事録をまったく取って残していないのも、
こういう時を見こしての行動なのでしょう。
メルトダウンを知っていたからこそ、
枝野氏や岡田氏が福島入りした際の格好が周囲の人と違って、
防護服・マスク・ゴーグルと完全フル装備だったのではないでしょうか。
本来であれば、こういった大きな不測の事態が発生した時は、
常に最悪の事態や結果も考えて最善の対応を行うべきなのですが、
本当のことを言った中村審議官の更迭や、
アメリカとフランスの支援も当初は断っていたことなどを含め、
政府と東電は事故処理の対応を甘く考えていた結果、
事故処理が改善もせず悪影響を与え続けたのは間違いなく、
水素爆発によって放射性物質の拡散を防げなかったことや、
非常事態宣言も出さず、
情報を隠蔽し判断基準も与えず、
自衛隊にヘリによる給水作業を行わせたり、
地域の住民を安全だと足止めし速やかに避難させず多くの人を被曝させた
民主党政権と東電の責任は歴史的な大罪と呼べるほど重いです。

05月16日(月)
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