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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■罪を犯す時は多かれ少なかれ正常でないので刑法39条は削除すべき
狂わせ屋という人物が開発した精神を錯乱状態にさせるマシンを使い、
一時的にキチガイ状態になり復讐したい人を殺し無罪で釈放されていることがわかりました。
このマシンを作った人物を探ってみると、脳専門の女性科学者で、
脳波について研究しながら家族と幸せな生活を送っていたのですが、
ある日、この科学者の家族はキチガイによって惨殺されてしまったのです。
しかし、刑法39条があって殺人犯は罪に問われない。
自分の家族は殺されたのに、殺人犯は罪にも問われずに生きている。
被害者の人権はないがしろにされていることへの怒りと苦しみを
他の人間にも味あわせてやろうと、
あえて、自分を苦しめている刑法39条を使って、
法の欠陥を使った完全犯罪で社会に復讐を果たそうとする話で、
物語の結末が、また救いがなく、見終えると重たい気持ちになり考えさせられます。
おそらく内容や、所長の最後のセリフ
「日本ほど精神異常者が野放しになっている国はない。
政府も考えてくれないと・・・」
このセリフがネックになって偏見を助長させると放送禁止になってしまったと思われますが、
このストーリーは、精神異常者を差別するために作られたような内容ではなく、
「法の矛盾」と「ないがしろにされている被害者の人権」ということを指摘していて、
1969年に子供番組で「刑法第39条」の矛盾を指摘した円谷プロは凄いと感じますし、
今回の事件などを思い返してみると、改めてこの話の重要さがわかり、
TV放送はともかく、製品では欠番扱いにすべきではないと思います。
数年前に『たかじんのそこまで言って委員会』で、
刑法39条が議論された際に評論家の宮崎哲弥氏が、
刑法39条は精神障害者を人間としてみていないし、
精神疾患者に対して「自由意志がない」と烙印を押し、
司法鑑定医に刑罰の与奪権(生殺与奪権)を与え対処することで、
憲法31条:無罪推定の権利、憲法32条:裁判を受ける権利の2つを
精神障害者から奪っていることになると指摘し、
精神鑑定と刑事精神鑑定の領域の違いの問題についても断じていましたが、
死刑の存廃は政治をも巻き込み活発に議論されますが、
過去に『たかじんの委員会』で議論のテーマになったように、
刑法39条もタブー扱いせずに存廃を含めて議論すべきではないでしょうか。

01月22日(土)
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