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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■メディアの自殺報道の違和感
報道する側が連鎖させるつもりが無くとも、
一つの自殺は次の自殺を呼び込み連鎖してしまいます。
WHOは2000年に「自殺を防ぐために マスコミへの手引き
(PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS)」と題された
群発自殺を防ぐための報道のガイドラインをまとめています。
ガイドラインでは、実際に起きた自殺についての新聞・テレビの報道が、
自殺の増加と十分に結びつくことを示唆する十分な証拠があるとしています。
WHOは自殺報道について次の原則を挙げています。
●写真や遺書を公表しない
●自殺の方法について詳細に報道しない
●原因を単純化して報じない
●自殺を美化したりセンセーショナルに報じない
●宗教的・文化的な固定観念を用いない
●自殺を責めない
自殺報道をどう扱うかについては、
2006年に相次いだ虐めによる子供の自殺の時に、
活発な議論になるほど問題になったのですが、
日本のマスメディアは、今回もガイドラインを守っていないわけです。
確かに、ネットによって簡単に情報が得られる現代、
ネット上には硫化水素での自殺方法が載っていて、
それを元に実行に移して自殺する人が最初に報じられてから、
同じ方法による自殺が相次いだことは事実ですが、
「また!硫化水素自殺」「ネットで調べて」「ネットの情報を元に」と、
センセーショナルに報道し、
自殺を考えている人に、薬品の名前は伏せたとしても、
こんな自殺方法もあって、ネット上に情報があると大々的にアプローチしながら、
相次ぐ自殺は、何でもありのネットが原因だと叩く、
マスメディアの論調には違和感を感じてしまいます。
センセーショナルな報道は、自殺したい気持ちを煽っているようにも感じ、
このような報道を見て、自殺を早めた人も存在するでしょうから、
マスメディアがやっていることは、殺人幇助と同じではないでしょうか。
ネットの情報によって自殺する人も居て、
これは防ぎようも無い部分でもあると思いますが、
マスメディアは、そういったネガティブな部分ばかりだけではなく、
ネットによって自殺を思いとどまった人たちも多く存在するはずなのですから、
むしろ、そういった話題こそ報道するべきではないでしょうか。

05月12日(月)
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