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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■今の日本は犯罪者「福祉型」社会
なぜ克明に犯行時の被告の心境やそれに至る経緯を言えるのか
理解できない」と話した。

(中日新聞 2007年7月26日 21時53分)

※事件概要など
・アパートで主婦、本村弥生さん(当時23歳)を暴行目的で襲って殺害。遺体を陵辱後、
 母の遺体に泣きながらはって寄ってくる夕夏ちゃん(同11カ月)を持ち上げて床に叩きつけ
 それでもなお母の所へ来ようとするところを絞殺。財布を盗んだ。
 山口地裁は(1)犯行時は18歳と30日で発育途上(2)法廷で涙を浮かべた様子から更生
 可能性あり(3)生育環境に同情すべき点あり、などから無期懲役を言い渡した。

※元少年が知人に出した手紙など
・「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
・「犬がかわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…罪でしょうか」
・『もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。
  私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』
・『オレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。
  キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。
  じゃないと二度目のぎせい者が出るかも』
・(被害者に対して)『ま、しゃーないですね今更。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』

※安田弁護士(死刑廃止派)らの意見…弁護団は21人構成
・「遺体を強姦したのは、生き返らせるための魔術的儀式」
・「強姦目的じゃなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」
・「(夕夏ちゃんを殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ」

※心理鑑定・日本福祉大学の加藤幸雄教授の意見
・「私なら、世間に“性暴力ストーリー”と受け取らせず、“母胎回帰ストーリー”と示せた」
・「専門家のサポートがあれば、更生の可能性がある」

※元少年の質問回答
・「ロールプレイングゲーム感覚で、排水検査装った」
・「ピンポンダッシュ遊びして、たまたま本村さんの家に入った」
・「赤ちゃんの遺体を押し入れの天袋に隠したのは、ドラえもんが何とかしてくれると思った」
・「赤ちゃんをあやそうと抱いたら、手が滑って頭から落ちた」
・「死んだあとで服を脱がしたのは、女性だったら恥ずかしくて反応するかと思って」
・「精子を女性の体内に入れたら、生き返ると本で読んだ」

-----------------------------(引用終了)----------------------------

「来世で夫になる」という言葉は、池田小学校乱入事件の宅間守が裁判で、

傍聴席に座っていた遺族に向かって、笑いながら言った捨て台詞の一つ

「あの世でも子供をシバキ回したるからな!」に近いものがあり、

事件の当事者でもなくとも不愉快極まりないと感じたのですから、

本村さんの心の中はどれほどの怒りや悲しみに満ち溢れていたことでしょうか。

 精神鑑定を行った精神科医の野田正彰教授は、

岩波書店発行の雑誌『世界』(2000年7月号)で、

「裁判に用いられる精神鑑定は被告が犯行を行った時に、
 精神病であったのかどうかを判断する材料であって、
 その時の動機や動機の形成や心理状況がいかにあったか、
 その時の心理状況がどうであったのかまでを鑑定に持ち込むのは、
 精神鑑定医の越権行為で精神鑑定の乱用である。」

という趣旨の論文を発表していました。

私もこの論文には同意しています。

がしかし、ここ一連の野田教授の行為は、

福●孝行の育った環境や心理状況などを

犯行に至った動機付けとして持ち出しており、

自分が論文で批判していた鑑定医の越権行為と乱用そのものではないでしょうか。

 犯行の原因が育った環境にあるという環境説も、

もちろん一理あるのかもしれませんが、全てがそこに起因するわけではありません。

育った環境が悲惨だからといって、

すべての人が犯罪者になるわけではありませんし、

また育った環境が悲惨だからといって、

犯罪を犯しても仕方ないと正当化することなど言語道断で、


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07月27日(金)
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