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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■ネットの“祭り”が暴走する
懲戒請求が認められるとなると、今後、凶悪犯罪の刑事弁護の
引き受け手は減少するという事態も想定されますし(※1)、
本請求が先例となれば、当事者の一方に肩入れする人達が相手の言質を取って
裁判外から裁判に影響を与えようということにもなりかねません
(裁判官が影響を受けることはないでしょうが、弁護側の心理的負担、
訴訟準備などに影響する可能性があります)。
そして、そのような先例は主義主張を同じくする者だけが
独占的に使えるものではないでしょうから(※2)、
司法に政治闘争を持ち込むことになりはしないかと危惧します。
『たかじんのそこまで言って委員会』での橋下弁護士の発言を基に、
懲戒請求について呼びかける話を書きましたが、
前田弁護士やsokさまの懲戒請求が多く届いたことで、
刑事弁護の減少などの危惧は理解できますし、
(ただ、何のために弁護士法に事件の当事者以外にも誰でもが、
懲戒請求を求められる制度があるのだろうかとも感じますけれども。)
脅迫文までが相次いで送りつけられているという、
暴走行為は私自身が望んだ結果ではなく、
削除したとしても、キャッシュや魚拓で残っているでしょうし、
さまざまな時事ブログでも懲戒請求を呼びかけているので、
この暴走の勢いを弱めることに繋がるとは思えませんし、
懲戒請求を呼びかける話を書いておきながら削除するというのは、
逃げや卑怯と思われてもしかたがないことも承知の上ですが、
脅迫文によって、弁護士の方々やその家族の生活が脅かされるという、
この当初では予期していなかった、
不本意な事態までを招くことのきっかけ作りをした一人として、
日に日に責任の重さを痛切に感じていますので、
5月27日と6月20日の懲戒請求について書いた文章を削除しました。

07月08日(日)
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