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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■改憲論で一言「平和を保つのは憲法ではありません」
過去の情勢に頭を縛られている象徴は、いまだに自衛権の是非を議論していることです。
そもそも自衛権は、なぜ悪いのでしょうか。
侵略は確かに問題ですが、理不尽な侵略を受けた場合、日本は戦わざるを得ません。
集団自衛権の問題はありますが、少なくとも日本が自国の領土を
侵略を受けた時に、それに対抗する手段は持つ必要があります。
過去に日本の侵略を受けた国々には、
日本の再度の軍国化を心配する人々がいるのは確かです。
しかし、彼らに「日本が侵略を受けた場合、日本人が抵抗しなくてよいか」
との質問をすると恐らく「抵抗しなくてよい」と答える人はいないと思います。
過去の戦争を離れ、未来の憲法の議論は日本の内政問題であり、
外国の政府は何の関与もあり得ません。
日本の改憲に批判的な海外の世論があるとすれば、
それは感情論であって本質論ではありません。
未来に向けた議論についてタブーを無くすことが重要であると同じように、
過去の議論についてもタブーを無くすべきです。
どんな新しい憲法ができても、「臭い物に蓋をする」のではなく、
透明な議論に堪える戦争の真実を次世代の人々に伝えることが重要です。
これこそ現憲法の背景であり、平和の本質論に繋がるのです。
憲法は道具に過ぎず
僕は決して憲法を軽視してよいと言っているわけではありません。
申し上げたいのは憲法が人間を守るのではなく、
人間は自分を守るために憲法を道具として使っているということです。
道具である以上、必要に応じて使いやすいものに変えるべきです。
異論を持たれる読者も多いと思います。
しかし、あくまでも憲法は人間が作るものであって、
憲法が我々を作ることは未来永劫あり得ないのです。主役は人間なのです。
今の憲法を絶対視せず、日本人としてこの国がどうあるべきかをタブーを
廃して語り合うことが、建設的な改憲議論に繋がると思います。
-----------------------------(引用終了)----------------------------
中国や韓国の人は、日本のことに関すると反日的な感情に流されてしまい
暴論を語ってしまう人が多いのですが、そんな感情に流されることなく、
落ち着いた意見で正論を述べており、このコラムには好感が持てます。
そして、知る限りにおいて日本人で憲法改正問題について論じた文章で、
このようなすんなりと納得できるものを読んだことも、
悲しいかなほとんどありませんし、なぜ日本の政治家から、
こういう冷静で分かりやすい言葉が出てこないのかと非常に残念に感じます。
(日本では、なぜかこういう正論を政治家が堂々と主張すれば、
首を傾げたくなるような論調の批判に晒されることが多いので、
あまり言いたがらないだけなのかもしれませんが。)
さらに、日本の護憲派の論調の幼稚さが際立ちます。
日本の護憲派のほとんどが感情論や現実を垣間見ない理想論や
思い込みの妄想論を振りまくのみになってしまっていますから、
聞かせる(読ませる)論調がほとんどありません。
例えば、コラムの中のこの部分。
>「日本が侵略を受けた場合、日本人が抵抗しなくてよいか」との
>質問をすると恐らく「抵抗しなくてよい」と答える人はいないと思います。
日本には悲しいかなそのような考え方の人がいて、
憲法を守ってみんなで死ねばいいとTVで言ってのけた経済学者の森永卓郎氏や、
全国各地で「無防備地域宣言運動」を行っている活動家がその典型です。
しかしながら、改憲派にも感情論的な論調を振りまいている人が居るので、
(例えば護憲派を馬鹿にしているだけで自己満足している人とか)
どちらの論調を見ても、最近はウンザリしてしまうことのほうが多いです。
私としては、リアルタイムで変化する国際情勢の中で、
その動きに合わせる為に苦しい解釈議論を何回も繰り返すぐらいなら、
戦力を保持しないと言いながらも自衛の戦力は備えているのですから、
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05月10日(木)
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