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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■亡国のイージス
 自衛隊幹部によると、2曹が持ち出した「イージスシステム」の根幹部分は、
同盟国の日本にも開示されていない。自衛隊が保有するイージス艦は、
船体自体は国内で製造されているが、高性能レーダーによる敵機探知や
ミサイルでの迎撃をつかさどるシステムの“心臓部”は
ブラックボックスのまま米側から提供され、船体に搭載するだけという。
 ただ、レーダーの探知能力など性能に関するデータは、
イージス艦を運用する上で隊員も把握する必要があり、
レーダーを操作する隊員らにも、性能などの資料が配布されているとされる。
 イージス艦は北朝鮮の弾道ミサイルを探知・迎撃する要。
発射されたミサイルの航跡情報などを共有するため、
日米のイージス艦同士で情報交換も行われており、仮に今回の事件で米軍の
作戦指揮に関連する情報が漏れていれば、米側への被害も大きい。
それほど重要な秘密情報だ。
 情報持ち出し事件の発端となったのは、
中国籍の妻の入管難民法違反容疑事件だった。
 公安当局によると、妻はこれまでに少なくとも2回、不正入国している。
平成16年初めに窃盗容疑で逮捕され、取り調べの結果、不正入国が発覚。
同年2月に強制退去処分を受け、中国に戻った。
 ところが、再び日本に密入国。横浜中華街の中華料理店などで働いているうちに、
知人の紹介で2曹と知り合い、18年10月に結婚。
横須賀市内の2曹の自宅に転居した。
 だが、結婚から3カ月目の同12月、自ら入管にオーバーステイだと出頭した。
海自や公安当局は妻のこうした「奇異な行動」に不審を抱いており、
2曹の情報持ち出しとの関連を慎重に調べている。

(産経新聞iza 2007年4月4日)

-----------------------------(引用終了)----------------------------

いや〜日本の自衛隊の情報管理と情報公開は世界一ですね。

なんて皮肉でも言ってやりたいほど、嘆かわしい話です。

記事を読むと、これはかなり問題の根は深いと感じてしまいます。

もし、二曹ごときでも簡単に入手できるような管理システムなら、

それはそれで問題がありますが、

イージスシステムの中枢の資料なんて、2曹ごときが入手できないと思うので、

ダイレクトにイージスの機密に接触できる人間は限られるでしょうから、

逮捕された2曹はただの情報の運び屋で、

隊内の上層部に中国かどこかの息の掛かった人物が居て、

スパイのネットワークが出来ているのではないかと、

疑ってしまうのはスパイ小説の読みすぎでしょうか。

あと、情報を持ち出した2曹に、

中国人の女性を紹介した知人というのも気になります。

 今回の漏洩問題は根が深く、単に情報を持ち出した2曹を処罰したり、

犯人捜しで終わってしまうだけでは問題の本質を見誤り、

根本的な問題の解決にはならないのではないかと思います。

昨年もファイル交換ソフトWinnyで情報を漏らす自衛官が多発したように、

そういった重要な情報が漏洩しにくいように民間企業を見習い、

組織内のブラックボックス化を推進し、重要な情報を漏洩できないように、

再発を防ぐような手段を早急に構築する必要があるのではないでしょうか。

 何にせよ、軍事機密をいとも簡単に漏洩させるようでは、日本の信頼は失墜。

こんな情報が漏れまくる国に、今後、最新鋭の戦闘機(ラプター)や

最新装備なんて売ってくれるのでしょうか。

また、このような事実を目の当たりにすると、

スパイ防止法の成立や諜報機関の設立を望みますが、

自衛隊が情報に関して脇が甘いことや、

他国に対する警戒感が皆無というのも大問題ですが、

そもそも、重要かつ基本的な国家の安全保障というものに対する考えが欠けており、

スパイ防止法が成立したり諜報機関が設立されたとしても、

情けないかな、もう手遅れなのではないかとさえ思えてきます。

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04月04日(水)
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