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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■無意味な審議拒否=国会議員の職務放棄
少子高齢化社会を乗り切るのは容易なことではないはずだ。
具体的で効果の上がる政策が急がれているのに、
与野党ともこの問題に真正面から向き合ってきたかと言えば、何とも心もとない。
安心して子供を産むことができる環境をどう整えるのか。
仕事と子育てが両立する仕組みをどう築くのか。
将来に希望が持てる経済や社会づくりの手立ては。
議論すべき点はいくらもある。
安倍内閣の閣僚や首相官邸のスタッフを含め、
自民党内には女性が家庭に戻りさえすれば少子化対策が進む、
と短絡的に考える人が少なくないように思う。
首相や柳沢氏の本心はどうなのか。一度、きちんと聞いてみたい。
いまの政治の空気はそうした冷静さからはほど遠い。
「柳沢氏を辞めさせないと、女性票が逃げていく」
「いや、2人目の閣僚辞任となれば、政権は深く傷つく」……。
自民党内の関心はもっぱら、夏の参院選を前にしてクビを切ることの
損得勘定に向かっている。
民主党の小沢代表と社民党の福島党首はきのう、名古屋市を訪れ、
週末の愛知県知事選の応援演説に並んだ。「女性は機械」発言への世論の
反発を追い風にしたい。そんな思惑が透けて見える。
柳沢氏の発言は論外だが、国民すべての未来にかかわる少子化問題を
深く論議するきっかけにも使えるはずだ。
そのせっかくの機会が、与野党の思惑や駆け引きで生かされないなら、
これもまた残念なことである。
週末の愛知県知事選と北九州市長選では、与野党が激突する。
それが終わるまで歩み寄りは難しいかもしれないが、
少なくとも週明けからは国会を正常化し、少子化について意見を戦わせてもらいたい。
柳沢氏のクビをめぐる論戦も、その場でしっかりとやればいい。
-----------------------------(引用終了)----------------------------
議論を深めようとせず、相手の揚げ足をとれさえすれば、
自分の党の人気が出ると思い込んでいるのが、
旧来の考え方から脱却しておらず、
このような発想自体が、言論の府を低レベルにして、
日本の政治を非常に貧困なものにしていると感じます。
民主党は、安倍内閣や自民党の支持率が落ちてきてることを
無邪気に喜んでいるようですが、
代わりに民主党の支持率が増えたかといえば、
自民党支持から離れた有権者は無党派層になっているだけで、
民主党は支持率が上がるどころかダウンしています。
審議拒否で与党へ圧力を掛けているつもりなのだろうと思いますが、
「審議拒否」というのはここ一番で使うからこそ、
国民に対して絶大な効果を発揮するパフォーマンス
云わば「伝家の宝刀」になるのですが、
民主党はコトあるごとに審議拒否をしているので、
世間からは「またか、何度目だ審議拒否」と呆れかえられるだけで、
本当に審議拒否をしてでも反対したい事があった時に効果が発揮できませんし、
国民の生活にダイレクトに直結する予算委員会には審議拒否で主席せず、
党の支持率アップのために街頭演説は出ているというのも、
はるかに有権者にマイナスな影響を与えるだけで、
とても無駄なことをしているのではないでしょうか。
各メディアの世論調査で、無党派層が増えているのは、
そんな民主党の言動に愛想が尽きているということなのに、
民主党はそこに気付かないぐらい世論を読む能力が欠けており、
党首が何人も変っても進歩のない政党だとつくづく思います。
また、民主党が審議拒否をしている理由は別にもあります。
中国新聞 07/2/2:厚労相辞任論くすぶる 愛知知事選で再燃も
(一部抜粋)
小泉純一郎前首相は中川氏に電話し「民主党が追及しているのは、
小沢一郎代表の多額の事務所費や角田義一前参院副議長の
朝鮮総連系団体からの献金の問題を隠したいからだ。
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02月02日(金)
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