ID:45126
あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■なぞの山拓訪朝
しかも、昨年の春頃から北側は松本さんの名前を出してきたので、
政府は慌てて拉致被害者に認定したとまで言ってました。
あと、世論が数名の拉致被害者の帰国で、
拉致問題からの関心が無くなったり、
もう拉致問題はどうでもいいという声が
大きくなってしまうことに対しての危惧も話されていました。
ただ、疑問に思うことは、青山さんの言っていることを事実とした場合、
拉致被害者が数名であっても帰国することは喜ばしいのですが、
(その後の1兆円規模の援助は反対ですが)
本当に北朝鮮は拉致被害者を返す気があるのかと言うことです。
再三再四に渡り「拉致は解決済み」と主張していますし、
新たに拉致被害者認定された松本京子さんでさえ、
「北朝鮮に入国した形跡なし」とすぐに否定していたように、
入国した形跡なしとした人も含めて、数名だけの拉致被害者を返せば、
日本の世論は分かりきったこととはいえ
「やっぱりウソをついていた」と、「あいつらは信用ならん」と、
「死んだ人も生きてだろうし、もっと拉致被害者は居るはずだ」と、
さらに北へのバッシングや不信感が加速し、
北朝鮮と日本の一部勢力が望む国交正常化への道がさらに遠のき、
北朝鮮にとってはデメリットの方が大きいのではないでしょうか。
2002年に「5人生存8人死亡」とだけ言ってしまえば、
国交正常化交渉はあっさりと進むだろうと過信していた北朝鮮の目論みは外れ、
日本の世論は怒りで沸騰しました。
これは当たり前のことです。
北朝鮮と日本では、人権感覚が根本的に違うのですから。
日本世論の反発を経験していながら、またあっさりと返すのだろうかと。
青山さんが言っていることが事実でも、
前首相が現首相を差し置いて行動に移すことには、
あまり良い選択だとは思えませんし、
5月に数名が念願叶い日本へ帰ってきても、
その数名で納得して終わらせてはなりません。
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01月13日(土)
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