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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■月曜日のアイブイラインな注目馬
私の情報網によると、どうやら、「Vラインを始めるぜっ」というM単戦士さんがいらっしゃるようなので私なりのエールをこめた、手前勝手なレクチャーを(笑)。


なお、私は「Vライン」の本を買ったわけでも、立ち読みしたわけでもないので、これ以降は完全な『我流』であることをご了承下さい。

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まず初めに「Vライン」とは何ぞや…ということから。


私がヒトづてに聞いた「Vライン」の定義は

「道中で2つ以上着順を下げ、その後、ゴールまでに2つ以上着順を上げた馬」

というもの。

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では、なぜ、Vラインを刻んだ馬が狙えるのか。その理屈はこうです。


Vラインを刻む…ということ。

それは即ち、「レースの流れに乗れていなかった…ということではないか?」


…という考えからではないでしょうか。

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視点を少し変えてみましょう。


競馬で一番安心してみていられるパターンの1つとしては…

・好スタートを切る

・2〜3番手を無理なく追走して折り合って、淡々とレースが進む

・4角手前で馬なりのままで逃げ馬のすぐ後ろ、あるいは併走状態になる(後続は少し離れたところ、しかも激しく手が動いている)

・直線に入って逃げ馬の手ごたえが悪くなり、自然に先頭に立つような感じになる。

・残り200mを切った時点でようやく騎手のGOサイン。すぐにヒト伸びして、後続をグンと突き放す

・あとはゴールまで悠々と駆け込むだけ


こんなレースの勝ち馬の単勝を買ってた日にゃあ、あなた、高笑いの1つでもしたくなるってものですよ。ぐははは〜。


…ハッ!

すみません、想像しただけでニヤニヤしてしまいました(汗)。

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しかしながら、実際の競馬はそんな簡単なものではなく、前述したようなレースは未勝利レベルでもそんなにお目にかかれません。

ハイペースで飛ばす馬がいたり、スローと見るや途中から強引にまくっていく馬。なるべく馬ごみに入れたくない馬。掛かってしまわないように前に馬を置きたい馬。

それぞれの思惑が複雑に絡み合い、その結果、思いもよらない展開になることもしばしばです。

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そんなとき、急激なペースアップなどについていけず、レースの流れに乗れなかった馬が出たりします。

弱い馬なら、そのままズルズルと後退してしまいますが、強い馬だったり、精神的にタフな馬なら、そこからでも喰らいついて何とか走ろうとして最後まで伸びてきます。


結果として、一旦は道中で順位を下げてしまって、ラストはまた着順を上げてくる…という、「Vライン」が出来上がります。

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かなり大雑把な説明で申し訳ないんですが、私は大体こんなふうにVラインを解釈しています。

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ただ、どんな馬券術にもドンピシャリで嵌ること(←良い意味でハマる…という意味です)もあれば、さっぱり馬券術が機能しないこともあります。


Vラインといっても、本当にただVラインの馬だけを買っていては、そんなに効果はないと思います。

何故か。


Vライン馬にもイロイロあるからです。

当たり前の話でスミマセン(汗)。

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例えば安藤勝騎手…というのは、ペース判断が上手いし、インからでも捌ける騎手です。

…ですので、内枠に入って好スタートを切ると、3〜4角にかけて外から次々に捲くられても、慌てずにジッとしていて、直線に入ってから満を持して追い出す…ということがよくあります。結果的に通過順位だけを見るとVラインになることがあります。

その時の馬場も考慮しないといけませんが、この場合、最短距離をロスなく走れているので、仮にVラインを刻んでいてもそれほど次走に向けて効果的ではありません(今回ロスがあったわけではなかった)。

例えばこの前の秋風Sのタイキマドレーヌなんかがこれに当てはまります。


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10月08日(月)
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