ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『à la carte 35th Anniversary 僕のフレンチ — special menu —』
『à la carte 35th Anniversary 僕のフレンチ — special menu —』@I'M A SHOW

à la carte 35th Anniversary『僕のフレンチ −special menu−』あちこちから「高橋がさ〜」なんて声が聴こえてきて、登場人物がすっかり観客の友人のようになっていること、この作品が私たちの人生の一部になっていることに感慨と感謝。また会えて本当にうれしい pic.twitter.com/FchooFTPCv— kai ☁️ (@flower_lens) December 21, 2023
“有楽町で逢いましょう”! 劇場入口のサイネージは高橋、フライヤーはドレスアップした高泉さん。『ア・ラ・カルト』の真骨頂ないいヴィジュアルですね。

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構成・台本・演出:高泉淳子
音楽監修:中西俊博
役者:高泉淳子、山本光洋、釆澤靖起(文学座)、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)
音楽家:竹中俊二(music director / G)、佐藤芳明(Acod)、Brent Nussey(B)、中西俊博(Vn)
ゲスト:尾上流四代家元 尾上菊之丞
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35回目の『ア・ラ・カルト』、おめでとうございます! 青山円形劇場(1989〜2014)、モーション・ブルー・ヨコハマ(2015、2017)、東京芸術劇場 シアターイースト(2016、2018)、eplus LIVING ROOM CAFE & DINING(2019〜2022)……私が観るようになったのは2年目(1990)からですが、皆勤は出来ていない。コロナ禍により、配信のみの年もありました。35年も続けるのって、本当にすごいこと。

という訳で2019年以来の参加です。4年の間にまたちょっと座組が変わっていました。演出も高泉さんが手掛け、竹中さんが音楽監督、中西さんは監修に。佐藤芳明さんは2021年から参加されているそうで、私はお初です。

後述インタヴューで高泉さんが「プロセニアムの劇場というのが、『ア・ラ・カルト』にとって初めて」と仰ってますが、いわれてみればそうなのです。2016年と2018年は所謂劇場での上演でしたが、シアターイーストのステージはエンド(2面客席)、スラスト(3面客席)、センター(4面客席)と可動式。『ア・ラ・カルト』での客席は3面だったと記憶しています。

今回のI'M A SHOWは、もともとは映画館。日劇〜丸の内ルーブルからオルタナティブシアターになり、昨年からI'M A SHOWになったところです。ややこしいな! すぐ運営やら劇場名やら変わるな! CBGKシブゲキ!!(元シネセゾン渋谷)みたいな感じですね。かつての日劇で音楽とお芝居のショウが観られる、なんて素敵なこと!

……だがしかし、客席に辿り着く迄はなかなかの混乱ぶりでした。えーと先に正直に書いとくか。ロビー大混雑。別途ドリンク代というのが観劇人には慣れないのかコイン交換所も大混雑。物販コーナーとドリンクバーが近すぎて大混雑。休憩中のトイレの列が大渋滞。動線大混乱。冬ということもありコートや荷物と一緒にドリンクの入ったカップを持ち歩くので、カップを取り落としたり中味を零すひと続出。モップと雑巾を持ったスタッフさんが走り回っておりました。3日目でこれでしたから、初日はさぞや……(微笑)。

あとやっぱクロークやロッカーがないのは厳しいですね。元映画館だから仕方ないが。しかしスタッフ同士の連携が出来ていなかったのはいただけない。「ロッカーはありますか?」「奥にあります」奥に行って「ないですよ、どこですか?」「ロッカーはありません」「さっき入口であるっていわれたんですが」「えっ、誰がそんなこといいました?」なんてやり取りを見てしまったよ。今回はホント急に決まったようなので仕方がないのか……? ここでの上演が続くなら改善が進むといい! 個人的には青山円形劇場の面影を残すここでやってほしい……↓
・南青山BAROOM
でもキャパ100だから厳しいよなあ。本当は青山円形がいい。閉館じゃなくて休館だと解釈している。青山円形に関してはしつこかろうがずっという。


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12月21日(木)
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