ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647920hit]
■1inamillion presents『POPS』
1inamillion presents『POPS』@Shinjuku MARZ
■imai(from group_inou)
お初です。ちょっと遅れて入場したらもう既にアゲアゲのアゲでした。最初からそうだったのかな、自家発電出来るひとって素晴らしい。卓ひとつからアッパーなトラックをガンガン投げてくる。「普段ひとりでこもって作業してるから、ひとまえに出るとうれしくっておかしくなっちゃうんですよー」「基本誘われたら断らないんだけど先月は制作のためにちょっとお休みしてたんです。久しぶりにひとまえ出たんで自分でもわけわからない」「まあこれで後続のマウスと1inamillionが盛り上がってくれれば〜!」。めちゃめちゃ暴れ乍ら卓を操っており、曲間はハアハア息きらし乍ら一気に喋る。挙動のおかしいいいひとぶりであった。フロア降りるなり踊れて楽しかった!
■mouse on the keys
---
Drs:川撫コ、Key:清田敦、Key:新留大介、Tp, Fl:佐々木大輔、G:飛田雅弘
---
本日5人編成。飛田さんは音は聴こえど姿は見えず。いた筈…「Reflexion」のあのギターは飛田さんの筈……。川浮ウんは具合悪そうだった先月とはうってかわってバッキバキだったのでよかったよかった。テーピングしてたのは初めて見たけどな、大丈夫かな。しかし何より楽しそうだったのにホッとしたわ。最初っからめちゃめちゃ笑い乍ら演奏してました。これからも元気で演奏を聴かせてくださいね。
ちなみにこの日、M'ANAMのメンバーが来日して新留、川風シ氏と会っていた旨のツイートがあり、飛び入りしないかな? 生声で「Clarity」聴けたりしないかな? なんて淡い期待を抱いていましたがそれはなかった。まあ「数日前」とツイートしていたからもう帰っていたのかもしれないな。それはともかくこの日の「Clarity」、狭いハコだったからなのか音圧が高い印象で、その密度であのクワイアが響き渡るともう、なんていうか……荘厳も過ぎると恐怖に変わりますわ。ここがライヴハウス、という感覚がなくなる。あの音の鳴る暗闇に放り込まれてごらんなさいよ、「ひっ」と声出そうになりました。M'ANAMの面々にも聴かせたかった。
下手側スピーカーど真ん前という爆音が過ぎるところにいたもんで、これはやばいと耳栓をしたけれど受ける圧は変わらない訳で。そんななか聴く二度目の「Mind」、一瞬たりとも弛緩出来ないパワフルなドラミングの川浮ウんと、それを受けてスタッカートの和音を置いていく清田さんの、一触即発な演奏を間近で観られる幸福よ。それにしても「Mind」……一拍でもスティックがリムにひっかかったりしたが演奏が崩壊するよね。怖い……こんなん毎回演奏してるとパニック発作起きそうだよ。プレイヤーに敬意の念を抱きます。
Hello1103のyukakoさんによるVJも、モノクロイメージのバンドに色彩を差してくれるような映像で格好よかった。久々の「Leviathan」もうれしく、「Circle」はもはやアンセム。motkがリスナーとサークルを描く、祝祭の曲。
■1inamillion
---
G:藤谷真吾、G:suguruguruguru、B:榎元駿、Drs:坂本和哉
---
さて今回の仕掛人です、お初。セッティングの時点で6弦ベースがおいてあってソワソワですよ。6弦を操るベースがいるバンド、面白いに決まっとるわー(偏見?)。近くのひとが「ゴリゴリのマスらしい」「へえ、LITEみたいな感じかな?」などと話しておりそうなの? そうなの? と期待も高まる。さて聴いてみれば確かにゴリゴリのマスで、LITEみたいな側面もあった。が、neco眠るのようでもありCHONのようでもあった。細かい符割、サーフギターとライトハンドのハモり、ベースのリズム感、テクニカルかつパワフルなドラム。全部が合わさると誰でもない、つまり1inamillionになるんだな! 元気いっぱい、活きがいい! そして何より楽しい!
で、期待のベースはやはり(?)挙動がおかしく最高であった。ブリブリのフレーズも弾くけど、和音をまた綺麗に弾くのよー。で、酔っぱらってる(自己申告)のよー。「楽しい〜このあとimaiさんとBAYCAMP行くんです〜』とかいってフロアがざわっ。元気だな!
[5]続きを読む
09月15日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る